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カテゴリ:ランジェリー
それから、2年ぐらいしてからでしょうか?
繁華街にお店をかえてから、彼女は急に忙 しくなり、私と会う機会はだんだんと少なくな っていきました。 たまに携帯に連絡があるときは、 「下着専用カタログから気に入ったものを選ん でほしい。」と言ってくるので、 彼女のお店に行くと、店の奥のほうにテーブル がありテーブルの上にはいつもコーヒーと トースト、下着専用カタログがおいてある。 カタログは4,5冊あり有名国産ブランド一冊、 インポート物二冊、国産物二冊、と言ったぐあいだ。 国産ブランドは彼女が注文する品は、ほとんど決 まっているのでその日は、一時間半ぐらいかけて インポートカタログから10着と 国産カタログ30着程選んだ。 カタログのページを一枚ごとめくり、これがいいと 思う物を見つけるのは、結構楽しい。 これは、シームタイプかノンシームタイプかとか ファンデーションの美とかデザイナーの傾向など を考えていると結構、悩むのです。 初めのころは、ついつい時間がたつのも忘れて 今、何時ぐらいだろうとショウウインドーの外野 を見て、もう、とっくに日が暮れていることに驚く こともしばしばだった。 順調に終わりスポーツ新聞を読みながらテレビの ニュースを聞いていると、たまに下着泥棒がつか まったことを報じている。 こう云う時、私がいつも思うのはどうして堂 々と自分で買いにいかなかったのだろうと思う。 下着泥棒⇒小心者? はたして 小心者だろうか? 物干しに干してあるショーツなどを取ってくるの である。 そのほうが、お店で買うことよりも、よっぽど 大胆な行動である。 おまわりさんに捕まれば、運が悪ければ全国的 に名が知れる。 それぐらいなら、自分の気に入ったショーツが 物干しに干してあったのならば、その家の人に 「あのショーツが気に入ったのでほしいんです が売ってください。」と聞けばひょっとしたら 売って貰えるかも知れない。 非情のライセンスで売ってもらえるか? もらえないか?という賭け、 そこにM&Aに似た、かけひきがあるのである。 私は声を大にして言いたい、下着泥棒諸君! そういう夢があってもいいじゃないか! 野生の大国でライオンは子供を谷底に落とし 這い上がってきた子だけ育てるに似たものあるっ しょ! えっ! 意味違う? 気がつくの「早ー!!!」 アイスクリームの「爽」(ソウ)ではなくて 「ハヤ!」と読んでほしい。 (^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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