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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9162)
カテゴリ:9回目の顕微授精
ギクシャクした夫との関係が、落ち着いてきた4月上旬。
私達は目黒川へお花見デートをしに行ってきました。 川沿いに桜並木がずっと続いていて、水面には花びらが浮かんでいて とても風情があるところです。葉桜の頃には、水面一杯に花びらが舞って ピンクの長い絨毯になるんですよ。 そんな中、義母から夫の携帯に電話。 帰ったら電話が欲しいとのこと。 帰ってからじゃないと話せないことなのかな?と胸騒ぎがしました。 夜桜デートで、すっかり体が冷えてしまったので 暖を取ろうと、もっちりピザの美味しいお店へ。 ワインで乾杯してからは、2人ともほろ酔いで流暢になって会話が盛り上がって とても幸せな時を過ごすことが出来ました。 帰宅後、夫の実家に電話をすると 義母は泣いていて、なんと義父が癌の宣告をされたとのこと。 来年の桜は見られないだろうとお医者様に言われたらしいのです。 綺麗な桜を見た日に、来年の桜を見れないという知らせを聞くなんて いっきに酔いが醒めて、悲しみで一杯になりました。 私は義父が大好き。 ほのぼのしていて、優しくて、1番話しやすい義父。 これからマージャンやゴルフを教えてくれるって約束したのに。 義父には5人の孫がいる。私には甥にあたる5人の孫。 その孫たちを義父が上手にあやすのを見てきて 私達に子供が出来たら、ああやって可愛がってくれるんだろうなって そんな日をずっと夢見てきたのに。 お花見に行った日は、丁度リセットした日でもありました。 4月には、KLCでの最後の挑戦をしようと思っていたので 周期3日目から通院しなければなりません。 こんな時に赤ちゃんを作ろうだなんて不謹慎かな?と悩みながら通院。 詳しい検査結果はまだ出ていないのだから、もしかしたら癌じゃないかも知れないのだし それとこれとは別だよ!という夫の後押しで、続行することにしました。 それから怒涛の日々が始まりました。 実は、今仕事が忙しい時期なんです。 というのも、5月にピアノの生徒さんの発表会の準備、 そして6~7月にはコンクールを控えているので踏ん張りどころ。 決意したとはいえ、義父のことを思うと悲しくなってしまって泣いてばかり。 夫は長男なので、義母や姉妹からとても頼りにされていて、 それは私にも重くのしかかってきました。 夫の頭の中はどうしたって、義父の癌のことで一杯で 沢山の本を読んで、ネットで情報を集めています。 治療をしている時というのは、治療中心の生活になるけれど でも今回はそれどころじゃないので、自分でしっかりしなくてはなりません。 いつも、いかに夫に支えられているのか分かりました。 今度は私が夫を支える番です。 前回の採卵で、2つの卵胞があったのに直前に1つが排卵してしまったせいか 今回の通院は、微妙なホルモンをチェックする為か、いつもより回数が多かったです。 いつもは採卵日も入れて、4日通院するところを 今回は、3日目、8日目、10日目、12日目、13日目、15日目(採卵日)と通院。 治療のことは、また詳しく書きたいと思います。 少しでも早く、義父に良い報告が出来るように頑張ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月16日 12時06分34秒
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