カテゴリ:映画
新作半額デーに何を借りようかと手にしたのはこの作品に決定です。
東野圭吾の原作も知らず、この作品は玉ちゃんと山田くんかぁ~と上映当時観に行こうと 思っていましたがタイミングが合わず行けませんでした。 山田くんは今迄元気な作品しか観てなかったのですが、昨年のドラマ「白夜行」で影のある役をやってから更に役の幅が広まってきたようですね。 この作品の主人公の直貴役は犯罪者の兄を持ちお笑い芸人を目指す難しい役でした。 差別を受けながらも、お笑いを目指すって最初ギャップを感じてしまったんですが、 ラストにはもう~<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!! でした。 ストーリーは・・・両親のいないたった2人の兄弟の直貴(山田孝之)と剛志(玉山鉄二)。 直貴の大学進学への資金がどうしても欲しかった剛志は個人宅に強盗に入り誤って、その 主婦を殺してしまい刑務所へ。 服役中、どこへ行っても兄が犯罪者だという事がばれてしまい、差別、非難を受け引越し を続ける直貴。剛志から毎回届く手紙を最初は見ていたが段々と見ることも嫌になっていく。 人との接触は避け、目立たぬように生きていくがどうしてもばれてしまう。 そんな直貴を好きな由美子(沢尻エリカ)は、献身的に支えようとするが、 直貴は遠ざける。 お笑いの夢を叶え売れ始めようやく、人間らしく生きようとした直貴の前に 安らぎを与えてくれたのが朝美(吹石一恵)。結婚まで考えるようになるが 朝美の父(風間杜夫)が反対をし調査をし、そこから兄の事が朝美にばれてしまう。 再び1人の世界に篭る直貴だが由美子が励まし続け2人は結ばれる。 そうして幸せをつかみかけた直貴だが、やはり兄の話はどこからともなく噂になり そこで直貴はある決心をし兄に手紙を書く・・・ 山田くんの抑えた演技、玉ちゃんのほとんどセリフの無い演技。 どちらの気持ちもわかるのでこれが切ない。 そしてラストの漫才のシーンではもう~涙ボロボロでした^^; 朝美の強さと優しさは直貴にとってはと~っても心強かったと思います。 多分朝美がいなかったら直貴はずっと兄を憎み続けたでしょう。 でもやっぱりたった1人の肉親なんです。切っても切れない縁なのです。 直貴がこの事に気がついた時希望は訪れます・・・ 最初の期待通り切ないいい作品でした。 玉ちゃんはこの作品の為に人生初の坊主頭になり、更にやつれた感じを出す為に ダイエットもしたそう。元々細いのにねぇ。 まだの方はぜひに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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