カテゴリ:映画
<三億円事件の犯人は女子高生だった> この衝撃的なコピーを目にした時から気になってきたのですが、ようやく先月観ました。 この映画を観た後なんとも言えない想いが残り、UPできずにいました。 実話を元にした同名小説という事で、この設定だったのですが、ラストには納得いかない 感じでした。。。 ストーリーは・・・両親のいないみすず(宮崎あおい)は暗く、決して笑わない18歳。 友達も作らない高校生活も本を読んで過ごす。 ある日母が連れて出て行った兄が現れ、渡されたマッチを頼りに歩いてきた繁華街で <B>の文字を見つける。その店の前に立っているとユカ(小峰麗奈)が声をかけてくれ 一緒に中に。 そこがジャズ喫茶Bだった。 そこには兄の亮(宮崎将)、浪人生で作家志望のタケシ(榎本佑)、短気なテツ(青木崇高) 、お調子者のヤス(松浦裕也)、東大生の岸(小出恵介)がいた。 子供扱いする岸にみすずは「大人になんかなりたくない」と言い放つ。 それからみすずはBに入り浸るようになり、皆とも仲良くなり、笑顔も出るようになった。 みすずははじめて持つ<仲間>という感覚と、岸に感じる淡い想いを噛みしめる。 そんなある日みすずは岸から相談を受ける。 「現金輸送車から3億円を強奪しないか?」 突然そんなことを言われ、最初は信じられなかったが、岸が真剣な表情で 「おまえが必要なんだ」と言われ、みすずの決意は固まった。 それから強奪の手順、その為の準備の日々が始まる。 そして1968年12月10日それは決行された。。。 ここ最近宮崎あおいちゃん率が高くなってるような気がしますね。 彼女の作品結構多いですよね。 先日UPしたただ君~とは、全く正反対な役ですが、でも愛する人の為に~という想いは 同じなのかなと。でも、岸の為にこの世紀の大強奪を実行するみすず役は痛々しくもあり、 切なくもありで、なんとも言えない気持ちになりました。 ただ、岸が許せないと思うのは私だけ? ここからはネタばれ~が入りますので未見の方はスルーして下さい。 自分は何も実行せず、計画してお金を受け取るという言わば<おいしい役得>な訳で。 そして、そのままみすずとはさよならなんです。 なぜあの役をみすずにやらせたのかが理解出来ない・・・ 警察官になりすまし、車を奪うだけでなぜ自分だけではなく、みすずを巻き込んだのかが ┐(゚⊇゚)┌...why?なのです。。。 ただ、みすずに罪の意識を植え付けたままでさよならなんて。。。今更出て行けない理由はラスト近辺に出てくるので、理解は出来るのですがね。 ぜひ観た方の感想を聴きたいのでお待ちしてます。 映像もこの頃の様相で懐かしい雰囲気で、学生運動やデモなども雰囲気を盛り上げてます。 そしてみすずと岸達が集まったジャズ喫茶Bもいい雰囲気です。 ↑のネタばれには突っ込んでますが、{初恋}の題名の意味は大きいと思います。 みすずの想いはやっぱり女ならば「うんうん、わかるよ~」だし、でも強奪しようと 言う岸の申し出をすぐOKしてしまうまで、想う気持ちって~私はまだ無いな。。。 私が青いのか?って位、みすずの意思も想いも強いんです。 あおいちゃんの演技はほんと凄いですよ~! 切ない<初恋>を、そしてあの<3億円事件>を初恋モードで再現されてるので どんな感じで実行されたのか、ぜひご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|