WILDSTRAWBERRY's HOUSE

　うちは－WILDSTRAWBERRY's HOUSEの”予防接種”スケジュールは遅れまくり･･･。


　正直、わんぱくイチゴ王子は生後半年ちょっとからBCG、ポリオ、それから三種混合と、一気に打ったのだけれど、がしかし一回スケジュールどうりに行かず、けつまずいたら、あらららららら～と奈落の底へ・・・？？？


　どたばたstrawberry mamaは、いちごお姫ちゃまがお腹にいるときは、体調がめちゃくちゃ悪くて、病院へ予防接種に連れていくどころか、自分の病院通いで目一杯だったし、出産後は秋に幼稚園入園試験と．．．もうめまぐるしいスケジュールに追われて、それどころじゃあなくなってしまい、猛烈遅れまくり･･･；；


　そんな中、あらら日本脳炎もまだ一回も接種出来ていないし、いちごお姫ちゃまは、全然出来ていないし、どうしよ～と思っていたら、昨年？だったかな、日本脳炎の予防接種暫く中止とのこと。


　こ、これで今回の予防接種で、とりあえず母子手帳に書いてあるわんぱくイチゴ王子の予防接種は終わりだわっ！！



　いちごお姫ちゃまは、これから打ちまくる？しかないっ！！


　はぁ～。
問題はどうやって2人をだまくらかして、病院へ連れて行くかだわぁ・・；


　一番の課題はクリア出来るのだろうか･･･と思いながら、二人を乗せて今日も車は走るのだった･･･


　小児科は混んでいて、かなり待った。
絵本を読んであげて、時間は経った。


　2人の名前がついに呼ばれた。


　いざっ!!出陣っ！！！



　わんぱくイチゴ王子は、診察室に入ったらすぐに分かったらしい。(何故??）



　やらない、やらないと大騒ぎを始め、イチゴお姫ちゃまは、大泣きするわんぱくイチゴ王子をびっくりして、Strawberry grannmaの腕の中で、ただただ見つめるばかり･･･


　｢男でしょ!!　　覚悟を決めぇ～いっ！！」
　・・・と叫んだものの、本人には聞こえていない。


　それどころか、前回のインフルエンザのときよりひどく、逃亡すること二回・・・


　クールな女医さんだったのだが、看護士さんに「あと、何人待っているの？」と聞き、｢2人です。」と看護士さんが答えると、



　｢一番最後にやります？　　真っ暗になってから。」

と、私に聞いてきた。


　”真っ暗”がひとこと余計だと思うのだけれど。


　ぷつん　　　と私の中で何かが弾けた。


　もう仕方がないから、わんぱくイチゴ王子を羽交い絞めにして、膝の上で泣き叫んでいたが、無事接種終了。


　その後は、わんぱくイチゴ王子は、「もう出ていい？？」と涙ながらに聞くので、Strawberry grannmaといっしょに退出･･･


　

　あぁ、この後はいちごお姫ちゃま･･･



　当然のことながら、彼女の中でも前回の記憶が甦ったのだろう・・・


　泣きまくる中、女医さんは、母子手帳をしげしげと見て

　「なんで、こんなに(予防接種の欄が）空欄なんですか？」



･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗）

　｢色々、ありまして・・・」



　「・・・。大変ですね。」




　そう、確かに大変なのだ。
大変・・・なのだ。
でも、次回は、このDr．の日じゃない日にしよう。。。



　いちごお姫ちゃまは、またまたバカデカイ声で泣き喚き、暴れまくった為、隣の耳鼻科から看護士さんが応援に･･･


　そのまた看護士さんが、わんぱくイチゴ王子が昨夏に中耳炎で大騒ぎした時にお世話になっていて、ここの病院にくるたびに、お声をかけてもらっている方・・・・・・


　　｢わんぱくイチゴ王子の、”妹”なんです・・・。」



　　「・・・」


　・・・黙って、にこっと不敵な笑みを浮かべた看護士さん・・・



　ブスッ！！と打たれた一瞬は、ものすごく硬直したが、いちごお姫ちゃまのほうがまだ時間がかからず打てた気がする･･･



　あぁ、ひどく疲れた一日だった･･･



　どたばたstrawberry mamaが、小さい時は、注射は怖がらない子だったという。



　むむむ。。。


　いちごお姫ちゃま、このあともまだまだたぁくさん残っているのだけれど、どうなるのやら・・・


　余り深く考えないようにしよう。。。