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WILDSTRAWBERRY's HOUSE

WILDSTRAWBERRY's HOUSE

2006年05月10日
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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 昨日は、父の手術だった。


 手術はこれで三度目。
正直、昨夜はICUに入った。


 三度目の手術・・・。いつICUを出るのか明確にDr.も言わなかった。

 
 何日くらいで普通の生活が出来るようになるのだろう。


 長時間にわたる手術・・・。


 
 色んな思いが交錯する中、病院へと向かった。





 ICUにいると思っていて、普段の父の入院している病棟のナースステーションへ行った。



 「もう、戻ってきていますよ。ICUから、この階へ。」



 
 「えっ  」



 私は、ビックリして、本当に驚いて、一瞬言葉が出てこなかった。



 ナースステーションの隣の個室にいるって・・・



 しかも、先程30分前にICUから帰ってきて、体重計るんで、看護士さんと少しだけ歩いたって・・。




 すごい。


 すごすぎる。


 人間の生命力って偉大だなぁ。



 そして、精神力が一番大きい気がする。


 
 "生きる”っていう 想い。




 さすがに、酸素マスクをつけていたり、いっぱい色々とつけていたけれど、普通に会話が出来た。


 一緒に行ったいちごお姫ちゃまは、ちょっと変わったものをイッパイつけているおじいちゃんを妙な視線で見ていたが、スグおじいちゃんだとわかり、にっこりした。



 「じいちゃん!」



 ・・・孫に会うのが一番だろうな。



 そして、大好きな、大事なわんぱくイチゴ王子に会う事が。



 一番の薬かもしれない。



 病室を出るときに、いちごお姫ちゃまに向かって、父は



 「また、一緒に遊ぼうね。」


 と、手を振った。




 ・・・私だったら、大きい手術を受けて、こんなに元気に振舞えるだろうか。



 鍛え方が違うのだろう。


 心も体も。



 手術の前って、大の大人でも、男の人でも誰でも、手術室を目前に、逃げ出す人もいるという。



 その気持ち、わかる。


 こわいよね。
普通。



 でも、父は、違うのだ。


 手術室に入って、周りのスタッフに挨拶をして、お話しているのだ。



 やはり、生きていく上で、目標をもち、生きがいをもち・・・



 大事な、大切なことだなぁって思った。



 色々な事がある。


 特に若いうちは、視野が狭くて、私も許せないこととか理解できないことが世の中いっぱいあった。



 でも、年齢を重ねるに連れて、時間が経つにつれて、少し考え方をー心の領域が少しだけ広くなった気がする。



 がんばろう。



 健康第一だもん♪



 肩肘ははらなきゃいけないときも、これからはあるだろうけれど、それでも無理せずに、一度きりの与えられた人生、限りない時間、後悔しないように、そのときを楽しもう。



 帰りの車の窓は、爽やかだった。


 心の中のように。





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最終更新日  2006年05月27日 00時54分42秒
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