WILDSTRAWBERRY's HOUSE

　今日も結構コンビニパートは忙しかった。

　つい忘れがちな笑顔だが、いつも笑顔でいようと心掛けている。

　ほんの少しだけれど、昔、デパガ経験のある私にとっては、ついついカウンターに立つと、ピッと背筋を伸ばし、片足を横につけて、なんていうのかしら～。。。あの写真の時にポーズ取る形で立ってしまうくせがある。


　自分でも面白いものだな～と思った。


　デパートにいたのは、もう12年くらいまえのことなのに、接客になると、そのポーズを体が覚えているとは･･･。



　いつものように、接客をしていたら、2人組みの男の人（年配の方)が、店を出るときに


　「ここの人、カンジがいいなぁ～。　本当にカンジがいいなぁ！！　ほら～！！」


　。・・//



笑顔を貼り付けて、”ありがとうございました”と言っている私の顔を見て、振り向きざまに話している。


　・・・私のこと？？？



　カウンターは自分しかいなかった。



　
　また数時間後、違うお客さんが、トイレを借りた後、商品を買うので、レジをしていたら、



　「〇〇さん（私の苗字）、すごく丁寧な接客しているね。　なかなかこういう人っていないよ。

　〇〇さん、これからも、がんばって！！」



　・・・



　なんだか、うれしかった。



　先日、年下の先輩に泣くほど怒られたばかりだったので、本当に嬉しかった。


　正直、私も40がそう遠くないので、今まで色々な職務経験ー社会経験を積んできたつもりだが、その年下の先輩は、まだ自分の半分くらいしかないのだ。


　コンビニという世界では大先輩であるけれど、彼が世の中に出たら、まだまだ正直、人生これからの子だと思う。



　そして、自分が見ていた子供たちと同じ世代。



　・・・でも、働く以上、そういった眼鏡で、ものはみられない。


　年下だろうが、たとえ、納得出来ないことで怒られても、その人の素行が、人に注意できるほどの人ではなかったとしても、この世界では、世間では、”先輩”なのだ。


　1日早ければ、先輩。


　このセリフは昔良く言われたっけ。



　そんな中での、お客さんに連続して褒められたのは、ひじょうにHappyだった



　雨の日もあれば、晴れの日もあるのだと、つくづく思った。