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カテゴリ:■銀塩カメラの筆卸し■
カメラについて。 コニカミノルタがカメラ事業から撤退する影で、 ニコンも事実上のフィルムカメラ事業の撤退を発表した。 具体的に言うと、 プロ機と入門機を残して、 その間の層のカメラはすべて、生産終了ということ。 特にマニュアルカメラは入門機(FM10)のみになってしまい、 中級機のFM3Aは生産終了とのこと。 フィルム(銀塩)カメラ=機械・芸術品 デジタルカメラ=家電・商業品 だと思っていた私は それまでデジタルしか持っていなかった自分を、 何か、にわかカメラマンだとさえ、思っていた。 やはりカメラを語るなら、マニュアルカメラを扱えないといけない。 デジタル一眼(しか扱ったことない)ユーザーは いくらカメラ・写真を語ったとしても、 銀塩派の「でも銀塩扱ったことないでしょ?」 の一言の前にたちまち、屈してしまうのだ。 このままでは「にわかカメラマン」を脱することができない。 しかも今を逃したら、私がこれから銀塩に転向したとしても、 ずっと入門機を使うことになってしまう。 その恐怖感たるや、 「一生童貞を捨てきれないのではないか?」 に近かった。 「童貞を捨てねば!」 半ば決意めいたものを心に秘め、 カタログやネットでステディ(マニュアルカメラ)を探していた。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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