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カテゴリ:■表現物の話■
タイヨウのうたを見てきた。
僕が見た回は誰か、製作者の方が お忍びで見ていたらしく(出演者ではない)、 真ん中の席のブロックが仕込みのように 上映後、拍手をしていた。 その製作者には申し訳ないが、 正直ストーリーは何てこと無い。 主演のYUIのプロモーションフィルム と言っても過言ではない作りになっている。 もしかしたら、色々なメディア会社や 大人の事情?が絡んでいるのかも知れない。 とはいえ、楽しめなかったのかというと答えは「NO」。 YUIの歌が良いのだ。 2年近く前にも書いたが 歌うとは音を取って発声することではなく、 伝えるという作業だと、僕は考える。 もっと言えば、 歌は言霊である。 彼女の歌を聴いていて、 フィルムでこれだけ伝わるなら、 生で聴いたらどうなってしまうのだろう? 映画の出来はさておき、 良いもの見たな、という気持ちになれた日だった。 話は変わって… 「伝える」ということで思うことがある。 僕らは何かしらのアウトプットを日常生活でしている。 そこで、どれだけ「伝える」を意識しているだろう? 自己満足、オナニーになっていないか? 意味の無い行動ではないか? 行動によって受け手はどう思うか? しっかり意識しないと、 毎日の行動はスカスカなものにしかならない。 歌は下手でも、魂が籠もっていれば、それは伝わる。 一番良くないのは中途半端にうまくて、 小奇麗にまとまった芯の無いもの。 実は社会に出るとこういうものが かなり多くて、時折うんざりしてしまう。 当の僕も、明日はわが身。 そうならないよう、日々、 心がけなければならない。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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