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トーメンエレクトロニクスの価値と、注目すべきことがら について書いてみたい。 会社価値 ーーー 1:会社の財産価値 ざっとです。 トーメンの(現金+買掛金+手形)+投資有価証券 =619億+56億 =675億円 負債:351億円 換金性株主資産=324億円 324億を発行済み株式16174千株で割ると 1株あたり換金性株主資産=2003円 ーーー 2:トーメンの将来稼ぐ利益価値 過去10期の純利益推移 251、186、159、132、45、113、176、191、121、130 平均純利益:150円 直近純利益:130円との間をとり、140円純利益が今後10年続くと仮定。 物価上昇率は政府の期待値2%におき、 投資リスク(期待リターン)を8%と仮定して 10%で将来利益を割引。 1年目:140円 2年目:126円 3年目:114円 ・・・ 103、92、83、74、67、60、54 10年の純利益価値を現在値に割り引いた、 利益価値:913円。 ーーー トーメンの企業価値=1+2=2916円 ーーー 豊田通商のTOB提示価格:1650円 裁判後期待値上がり値:2003円~2916円 21%~76%値上がり期待値 ーーー TOBが決定してしまった時の超目すべき要素。 ーーー ○投資金額は、裁判終了後まで凍結されるか? ケースバイケース。 凍結され、かつ、裁判に勝つと、裁判期間中金利6%。 裁判になる金額があまりにも大きいと、この金利負担を嫌い、株主に、全株取得後に1650円が1株あたりにかえってくることも。 東宝不動産の例。 今回のトーメンのケースでは、そもそも、TOBで66.7%までとれなかったことから、 不服申し立ての株数が多いと予想される。 現在わかっているだけで、裁判まで行こうとしている方の60名の中の「16名で5億程度を保有」。 60名で10億程度の株式が裁判に流れるとしたときのトーメンの裁判に万一負けた場合の金利負担。 年間6000万。 こうしたことから、確定裁判期間中金利でなく、株主にひとまず1650円が返ってくることも考えられる要素。 もちろん、資金凍結も考えられる。 ーーー ○裁判期間は? TBS・楽天とカネボウの例。 1年以上4年半未満。 ただ、トーメンはカネボウのように複雑に入り組んだ権利関係を所有していないため、比較的短期間になるのではないのかと予想。 ーーー 追加購入は、24日まで。 間違いがあったら、教えてちょ。 企業価値については、まあ、オレの適当なやり方なんで、保守的にみてくれ。 さて、どのように転ぶのか? おもろいです。 じゃね~☆
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Last updated
2014.11.18 22:32:43
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