カテゴリ:なにげない話
私の実家のトイプードルのあいちゃんが6月4日お昼過ぎ、
18年の小さな命の終わりを迎えました。 おてんばで知らない人にも物怖じせず、ピョンピョン飛び跳ねてばかりだった アイちゃんも、歳を重ねるにつれ、寝ているだけの時間が次第に長くなり、 最近ではご飯とトイレの時間以外はほぼ一日中寝ているような状態でした。 亡くなる数日前から急にご飯が食べられなくなり、嘔吐を繰り返すのに 水分もとれず、排尿もできないという、どうにもしてやれない状況に 母はただ電話口で泣くばかり。 お医者様で点滴をしてもらって一時は持ち直したかにも見えたらしいのですが、 やはり肝臓や腎臓の数値がどうにも悪く、アイちゃんも最後の叫びのように 搾り出したような声で鳴くので母が家に連れて帰って・・・。 翌日、母の腕の中でお店のお客さんも見守ってくださる中、 アイちゃんは息をひきとりました。 「アイちゃん、もうがんばらんでええよ。私らもついてるし、おかあさんひとりでも 大丈夫やからな。」とお客さんが肉球をさすってくれて・・・。 私たちが帰省するたび、いつも別れ際にアイちゃんにかける言葉は 「ばーばがひとりになるから、アイちゃん次来るときまで生きとりや・・・。」でした。 ごめんね。アイちゃん。 めいっぱい頑張らせちゃったね。ほんとにごめんね。 運動会の前日でなければ最後のお別れに行って間に合ったかもしれないと思うと・・・。 最近やっとアイちゃんが心を許してくれて、抱っこできるようになっていた娘は 帰宅してそれを聞くなり号泣。 かける言葉がみつからなくて、しばらく一緒に泣きました。 白内障や後ろ足の不自由はあったものの、アイちゃんは心臓が強かったので 18年もの長い間がんばって生きてくれたんです。 あいちゃん、ほんとうにありがとうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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