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今回は少々過激なタイトルですが。
私、彼らのような寄生虫が大嫌いです。 物質的のみならず、文化的、精神的なものも含めた生産に寄与せず、他人の生き血を啜る連中に生きる価値などありません。 借りる人間にも「責任」はあるという理論を振りかざす人も多いようですが、その人達にも一言言うならば「歴史を勉強した方が良いですよ」でしょうか。 こういった高利貸しは何も現代に始まったことではありません。 経済制度が整った社会につきまとう影・・・というと格好良く聞こえるかも知れませんが、実態は伝染病を運ぶ不衛生なゴキブリですね。ともかく、そういった社会では高利貸しが常に問題になっていました。 日本でも、中世には何度も借金棒引きを求める運動が起きていますし、時の政権も「徳政令」を度々出さざるを得ない状況に追い込まれている程です。 彼らの大半が博打によって没落したのか?当たり前と言えば当たり前ですが、そんなことはありません。これに関しては鎌倉時代の御家人、明治期の農民、あるいはギリシャやローマの市民の没落を例に取ると分かり易いかも知れませんね。 すなわち、出費が収入を遙かに上回る(社会的に考えた上での、強制に近いもの)状態での、一定以下の階層の没落です。 勿論、そこにつけ込んだ高利貸しが彼らをさらに圧迫させたことは言うまでもありません。 こういった状況は社会体制に内部矛盾を広げ、悪くすれば内乱などの混乱を産みます。 古来より、国家(政治体制)が滅亡する要因の1つでもあるものに対し、対岸の火事だとのんきに構えていられるのは幸せなことかも知れませんね。 格差社会が悪いことだとは思わないと仰る方々は、過去から学ぶことを知らないのでしょうね。 ちなみにイスラム教の開祖ムハンマドは商人だけあってこの重要性に気づいていたらしく、コーランにおいて、利子を付けて金を貸すことを禁止しています。1400年近く前の人間にすら気づいたことに、現代人である我々が気づけないはずもないのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 16, 2006 08:52:04 AM
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