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格差社会が悪くないという意見がありますが、私はとんでもないことだと感じています。
何故なら、格差という「なんだ、上もあるからいいじゃないか」というイメージの言葉が、実態を曖昧にしているからなのです。 ではその実態とは何か?それは「貧困増大社会」です。 それはそうでしょう。実際に「裕福」になった人口と、貯蓄を失った人口とを比べてみれば一目瞭然です。 もしも貧困が努力で解消出来るのであれば、日本国民も随分と堕落したのだと言えるでしょうね? 当然ながら、実際には単純な問題ではなく、個人の「努力」ではどうにもならないことがあまりにも多すぎるのです。 貧困層の増大は犯罪の増加に繋がり、結局はそれに対処する為の「出費」(警備や警察などに用いられる費用、犯罪者を収容する刑務所にかかる費用)がかさむことになるのです。 特に刑務所の問題は重大ですね。ただでさえ飽和状態なのですから。いっそ刑務所の民営化でもしてみますか? 「いわば対岸の火事。燃えるまでは熱さ分からず、燃えてからでは遅すぎる」とはSound Horizonの澪音の世界の一節ですが、足下の危機に気づかないまま燃えないようにしたいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2006 08:17:08 AM
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