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毎日新聞によれば、小泉政権が長期にわたった秘訣に「非情さ」があるそうです。
なるほど、確かに国民や弱者に対してはものすごく非情ですね。 この5年間で貧困層(正確には年間所得2百万円未満層)は数百万人増えて一千万人にも達したのですから。 その割に大企業や米国政権への媚びへつらいは相当なもの。 よくもまあ我々の血税を米軍基地移転などに回せる余裕があるものです。 さて、私は小泉政権が長期にわたった原因は、彼のパフォーマンス能力にあると位置づけています。 悪い意味で分かり易いですから。 何かにつけてポーズを取ったり、二者択一に絞り込んでの大宣伝ですからね。 都合の良いデータばかりを垂れ流したマスコミもマスコミですが。 民主主義のアキレス腱というべき箇所に「人気が善政を駆逐する」という側面があります。 そう、自分達の暮らしを改善することよりも、なんとなく目立っている知名度に目がいってしまう恐れがあるのです。 タレント議員などはその典型例でしょうね。 その意味で、彼は歴代首相の中でも、特に「タレント」能力に長けていたことは間違いありません。 そして、この「アキレス腱」ですが、そういったメッキに誤魔化されない考察能力が少しあれば簡単に防止することが出来るのですが、残念ながら日本の教育レベルが追いついていないようです。 民主主義ということを忘れ、考えることを放棄することを格好いいと言える風潮も困ったものですが。 その点で、ポルノグラフィティの有名曲は今ひとつ好きになれないんですよねえ・・・ 自分の夢を忘れないのは大切なことだけど、そもそも個人の自由や権利を抑圧する政治体制になったらどうするのよと。 ポルノ自体は好きな音楽グループなのですが・・・ ともかく、大事なことは勉強して、どうすれば騙されずにすむのかを考えることではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 26, 2006 05:43:56 AM
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