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カテゴリ:それ以外
田中芳樹の奔流と海嘯を読んでみたり。
こりゃあ面白いですよー! 私のお気に入りは、陳慶之と陳宜中の二人の陳ですねえ。いや、登場作品も時代も全然違いますが(ぁ 生涯無敗であり、後にはなんと僅か7000の兵で洛陽を陥落させる名将陳慶之の人となりと実力のギャップは某作品の主人公を彷彿とさせます。この作品で、確実に陳慶之のファンは増えましたね。私もその一人ですもの(爆 かたや情けない・間の悪い人物の代表格である陳宜中。彼もまた良い味を出しているのですよ。この時代と言えば、幕末の志士達にも賞賛されたという文天祥の方が著名でしょうが、少なくともこの作品の彼は好きにはなれませんでした。あくまで私の印象ですが、作者の愛情も陳宜中に注がれているように感じます。 (そういえば、私は中国では国民的な人気を誇る岳飛に対しても、あまり良いイメージを抱いていないのですよねえ・・・単にひねくれているだけだと思いますが。あと、秦檜になんとなく思い入れがあるからかも) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 16, 2006 03:30:40 PM
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