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カテゴリ:ベリィの語りシリーズ
ベリザル(以下ベ)「・・・ふむ、いよいよこのコーナーの始まりか」
リアンヌ(以下リ)「そうですよぅ、私ドキドキして眠れなかったんですぅ!」 ベ「・・・ふむ。まあ、其処まで気負うこともない。肩の力を抜くことも大切なことだ」 リ「肩の力・・・ですか?(ほぇ)よしっ!がんばりますぅ!(ぐっ)」 ベ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ベ「・・・記念すべき第1回だが・・・」 リ「はいっ!今回は『私の愛した悪役達』ですぅ!」 ベ「・・・ああ、物語を華やかにするには、優れた悪役が必要なものだ。必ずしも能力が優れているのではなく、いかに良き悪役たり得るかということだな」 リ「みゅう・・・なんだか難しそう・・・(目ぐるぐる)」 ベ「・・・そこまで難しく考えることもない。良くも悪くもインパクトがあれば、それでいいのだ」 リ「・・・インパクト?(・.」 ベ「・・・そうだな。この悪役は憎めない性格をしている・・・あるいは、憎たらしくて仕方ないといったような雰囲気だな」 リ「むう・・・なんとなくわかったような、わからないような・・・」 ベ「・・・まあ、実際紹介していった方が分かり易いだろうな。では、今回の人物を紹介してくれ」 リ「はいですぅ!最初に紹介するのは、疾風!アイアンリーガーより、ギロチさんですぅ!」 ベ「・・・と、いきなり言われてもよく分からんだろう。簡単な紹介を用意した」 ギロチ 有りとあらゆる分野を網羅したダーク財閥のトップ。 アイアンリーグと呼ばれるロボットのスポーツ界も彼の手中にあったが、主人公達のフェアプレイ精神に心打たれ、ついに改心する。 リ「この人、よくわからないですぅ・・・(むむむ」 ベ「・・・知らなくて当然だ。何しろ、10年以上前のマイナー作品だからな」 リ「なら、どうしてこの人がトップバッターなんです?(・.」 ベ「・・・ふむ。色々候補はあったようだが、多くの悪役のパターンを併せ持っているというのが理由だ」 リ「ふみゅ?そうなんですか?」 ベ「・・・ああ。最初は主人公達にありとあらゆる卑劣な手段を仕掛けてくる、嫌な悪役の典型例なのだが、最終的にはお互いを高め合うライバルになっていくという役回りだ。・・・このタイプ自体は他にもダイの大冒険のハドラーのように例がないわけではないが、そういった場合、得てして一定の戦闘力なり運動能力、技術を有しているものだ。・・・だが、彼にはそれがない」 リ「むう・・・つまり、現場の人間じゃないってことですか?」 ベ「・・・ああ、その通りだ。ならばこそ、そのギャップもより際立つわけだが・・・」 リ「なるほどぉ、そういうわけなんですね」 ベ「・・・このギロチだが、ダーク財閥こそ三菱のようなイメージだが、彼自身は明らかにナベツネがモデルだ」 リ「ナベツネさんって、傍若無人とやりたい放題を絵に描いたような人ですよね。・・・ナベツネさんも、ギロチみたいに改心すればいいのに・・・」 ベ「・・・なかなかに本質を突いているな・・・」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 16, 2006 10:37:02 AM
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