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1ヶ月近くがあっという間に過ぎてしまったが、なんとか細切れにでも、
記憶の断片を残してみよう。 ○金曜日の夜、地元のタイ料理屋に行く。以前にも書いたが、わが町は (きわめて偏った)インターナショナルシティ(?)なので、様々な 各国料理が楽しめるのだが、このタイ料理屋は数年間通っている馴染みの 店。店員とも顔見知りで、個人的な話をすることもある。味はとても 庶民的でありながら、大変癖になる美味しさ。一応、今まで食べた中で 一番美味しいタイ料理屋と認定してます。 ○会社帰りに青山のカイロプラクティックに行く。ここも長年通っている 馴染みで、先生一人で全てを運営している個人医院。最近は、某有名番組に ひっぱりだこみたいで、評判は上々の様子。自分の体のことを良く知ってくれ ている先生がいるのは頼もしいと思う。 ○その後、裏青山に今年できた中国茶カフェ&ダイニングバーのお店へ。 メニューはシンプルながら、飲茶にいいものを揃え、何よりもデザートの杏仁プ リンが絶品。これなら例のマンゴープリンにも負けません。このお店はとても 気に入ったので、次の週にも友人たちとランチに行くことに。 ○会社の人から「東京カレンダー」と「ARIGATT」(http://www.arigatt.co.jp/) のバックナンバーを借りる。後者は流行の飲食店を経営側の視点から紹介してい る雑誌で、人気チェーンの戦略や業界事情がいろいろ分かって、とても新鮮。 はやりのカフェ・カジュアルダイニング・新和食などの流行の仕組みを知りたい スレたユーザにはおすすめの雑誌。 ○「東京カレンダー」は寿司特集だったが、やはり特集の見せ方が抜群に うまい。 まず、1ページ目で、「江戸前寿司」とは何かと老舗店の紹介。 次の見開きで、「カリフォルニア」の寿司ブームの現状を紹介。 「こんなに向こうは進んでるんです。でも。。。」 と、さらに次の見開きで「だからこそ、今一度、日本の寿司を知ろう!」 と特集タイトルが。うーん、まるで映像を意識したような展開の誌面作り。 この雑誌は他の特集も同様の形式をとっていて、流れるような見せ方が 秀逸。 ○妻の誕生日に、記念に念願の渋谷・松涛の「シェ松尾」へ。 お互いの両親を含め6人で優雅なランチを楽しむ。 タクシーでのりつけると、正門前にタキシードの男性が待っていて、 迎え入れてくれる。半個室のようなこじんまりとした空間で、 サービス満点の素晴らしい料理を頂く。伝統と格式が親しみやすい形で しっかりと守られている最上のレストラン。 ○その帰りに、東急文化村に寄って、「マグリット展」を鑑賞。 シュールレアリズムの旗手としてベルギーでは国民的な人気を 誇る画家だが、以前ベルギーの国立美術館を訪れた時よりも はるかに多数の作品が集められ、なかなか楽しめる。 彼の現実感は分かりにくいようで、とてもすっきりしている。 自分の目の前の事象が真実かどうかは、結局、感じるものの意識に 全て委ねられるということ。当たり前のものを当たり前と感じて しまう陳腐な感性であってはならない。 ○東急本店から渋谷駅まで、東急の無料送迎バスに乗る。 あの人ごみの中を歩かなくてもいいのは結構だが、やたら遠回りする ので、歩く以上に時間がかかるような気が。でも、少しだけ高い 視線で街を行くと、不思議に今までとは違うものが見えてきて、 新鮮な気分が味わえた。大事なことです。 ○借りていた「ゴッドファーザー」のDVDを「1」~「3」まで 見通す。どの作品も切なすぎる。それぞれのラストシーンが忘れ られない。今でも、ふと心に蘇る。ぎゅっと心がしめつけられる。 ○現在、外資系保険会社の方と数度お会いして、自分と家族に かける保障など、人生設計に関する様々な話をしている。 万が一の際に最低限残さなければならない保障、家族の成長に 合わせて必要になる金額、自分がリタイアした後の生活保障。 仕事なんかでは、毎週、毎月の予定や目標を立てることが普通 なのに、何よりも大事な自分の一生というものについては、 不安のあまりか、なかなか直視する機会がない。この社会で 生きていくためには絶対にお金が必要なわけで、予想外の 幸不幸があった際にも柔軟に軌道修正できるだけの計画性が ないのは甘すぎる、と真剣に考えた。 ○お盆休みは毎日家でごろごろしている。最初の方で友達と 表参道に行ったり、家に招待した以外は、ほとんどおうちで 過ごす。これが、なかなか至福の時間だったりする。 リビングの模様替えを行って、飾り棚を置いたり、テーブルを 撤去して、広々とさせることで、とってもカフェ気分で、 気持ちがいい。さらにはちょっとお高いソファを注文した ので、到着するのがとても楽しみ。 ○ということで、休みはほとんどゲームとDVDで過ごす。 「メタルギアソリッド2」と「かまいたち2」を遊ぶ。 両者ともに優秀な作品だとは思うが、やはりそれぞれに大きな 欠点を感じてしまう。いずれも、ストーリー性の高い映像や小説と、 ゲームの融合という野心的な試みに挑んでいるわけだが、 そこにひずみを感じさせてしまうのは永遠の課題なんだろう。 ふりかえって、自分が心の底から最もやりたいことは何だろう、 と考えると、実は上記へのチャレンジなのだと改めて思う。 そろそろ真剣に深く考えたい課題だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002.08.21 21:35:54
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