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再び、週末。
○夏休み映画をちっとも見ていないことに気づき、 金曜日の夜に慌てて、最終日の「MEN IN BLACK 2」を 見に行く。家のそばのワーナーマイカルは21時以降でも やっているし、割引があって安いのでとても便利。 もう長い間、ここ以外では映画は見ていないかも。 ○作品の方は、まあ続編なら妥当なところか、という感じで、 特に驚きも興奮もなく、「おもしろかった」と単純に思う。 このままシリーズ化されそうな作りだった。 ○次の日、今度は、念願の「オースティンパワーズ ゴールドメンバー」を、 前作を家でDVDにて復習してから、見に行く。 ネット上では、「1、2より、つまらなかった」とか、 「前作よりおもしろかった」とかまちまちな意見が流れているけれど、 思うに、このシリーズはもう、マイク・マイヤーズの独壇場といった ところで、彼のアイディアを趣味満開で盛り込んだ内容に、あーだこーだ 比較することさえ意味がないような「定番」な風格が出てきたと思う。 つまり、「男はつらいよ、今回は前作より良かったな~」、とか あまり言わないのと同じです。ということで、僕は文句ナシに面白いと 思ったし、細部に対するいちゃもんなんで全然必要ない。 ちなみに、今回のヒロイン、ビヨンセはとてもかっこよかった。 初代ヒロイン、エリザベス・ハーレーの方が好きだけど (こういうとこだけは、比較しちゃうなあ)。 ○勢いに任せて、そのままTSUTAYAの100円レンタルセールに乗じて、 「ミッション・インポシブル2」、「ミステリートレイン」、 「カッコーの巣の上で」、「(題名忘れた香港コメディ)」を 借りる。 ○「MI2」は、明らかに前作とは作りが違っていて、スパイ映画という よりギャング・アクション映画?魅力的な出演者も少なく、やや雑な作り。 「ミステリートレイン」は、最近お気に入りの「濱マイク」の永瀬正敏が 世界に打って出たジム・ジャームッシュ監督作品。この監督はこれまで、 大ブレイク直前のウィノナ・ライダーやジュリエット・ビノシュ、 ジョニー・デップなど、主演に個性的な、「作品を選ぶ」若手俳優を 使ってきた。永瀬もこの系譜につらなる魅力的な役者だと思う。 この映画は10年以上前に劇場で初めて見たのだけれど、当時は まさに作品内のサブタイトル通り、「Far From Yokohama」、アメリカの 空気がとても新鮮に異国として映っていた。でも、今見ると、やはり 随分印象が違う。「Far From Yokohama」な印象は随分希薄になって きているような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002.09.04 19:25:29
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