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○パット・メセニー・グループ のライブ(NHKホール)を観る。
相当前から予約してあったので、楽しみにしていた。 チケットは数時間で完売するほどの人気で、僕も予約電話がかかるまでに 40分位ねばったような気がする。 今まで、結構マニアックなライブに続けて行っていたので、客層の違いに 驚く。女性も多いし、全体的に若めで、フュージョン系のライブだからかな、 と感じる。おまけに、どうも皆、パット・メセニー個人の大ファンらしく、 彼のソロ、挙動にとびきり喜ぶ。 僕自身は熱狂的なファンというほどでもないし、有名な作品を5、6枚 持っている位だ。だから、あの曲のこのへんのアレンジが、とか、 彼の演奏はいつもと違う、とか、細かいところは全く分からない。 それでも、純粋な意味でとても楽しめたライブだった。 まず、何よりも、音楽への愛情、そして、生きることの喜びみたいなものが ひしひしと伝わってくる。美しいメロディーが、望郷の念と、広大な彼方へ の誘いを呼び起こす。そこには、堅苦しい「音楽ジャンル」などは存在せず、 強いて言えば、ジャズであり、フュージョンであり、ロックであり、 ワールドミュージックであり、シンフォニーであり、それらひっくるめて パット・メセニー・グループの音楽だ。次々と目まぐるしいほどに変化する 曲想に、純粋に音楽の楽しみと喜びを感じ得る。 個人的には、ギターという楽器に、あんまり魅力を感じていないので、 主役のパットのギターと他の楽器群との音のバランスに最初は ちょっと違和感を感じたけれど、盛り上がるテンションとともに 堂々たるシンフォニックバンドぶりに感動した。ロックファンにも 充分アピールし得る。 ○ライブの後、パルコにある「池記」という本場香港のワンタンメンの 有名店で食事。 池記 http://www.chee-kee.com/ ココは、本当に本場の味。ちぢれまくりの細麺も異様に八角臭いスープも、 「これ、ホントに日本で受け入れられるの?」という位に香港っぽい。 普通のラーメン感覚で食べようとすると、臭くて(?)ダメかも。 でも、それが相当に癖になりそうな味。 それに比べ、お粥はかなり食べやすくて美味しいので、こちらもおすすめ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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