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出産から12日が経過。ようやく母子ともに退院することに。
はじめのうち、とても淡白だった病院食も、次第に豪華で栄養満点な 料理になっていったようだ。手続きをすませて、車で実家へと移動する。 この子にとって初めての外界ということになる。 見ない間にずいぶんと色白になった。生まれたばかりの頃の顔の赤みも むくみもとれてきた。目もぱっちりと開くようになって、とても愛くるしさが ましてきた。 周囲の人は、僕にも、妻にも似ている、と言う。そりゃそうだ。 けれど、それはとても大事な意味がある。これが家族なんだなあ、という つながりを実感する。僕が生きる意味、働く意味、家族を持つ意味、というのを 子供の存在が急にそれらの答えをもたらすような、そんな不思議な自覚を思い 起こさせる。僕は僕のために生きているのではない、とひょっとしたら生まれて 初めて考え始めた。 子供の顔は見ていて飽きない。笑っていたかと思うと、突然しかめ面になったり、 泣き出したり、寝ちゃったり、それはとても面白い。まだはっきりと目が見えていない というが、どうもこちらを認識はしているようだ。拍手をすると、その音に気づいて 顔をそちらに向けるのが分かる。一つ一つ、反応というものを身に付けている のだろう、ということを僕と、そして子供と一緒に確かめ合う。 家に戻って撮ってきたデジカメ写真を使って、いろいろとカードを作ったりする。 とてもいい。うん、かわいい。もっといいカメラが欲しい。 たぶん親バカになりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.29 15:23:33
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