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2007/05/25
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カテゴリ:un-classifying
何年か前、昼間のすいている電車での出来事です。

あるおじいさんが電車を降りようとしました。
のんびりしていて、駅についてからよっこいしょと立ち上がり、
かなりゆっくりのペースでドアに向かうおじいさん。
案の定、降りきらないうちにドアが閉まっちゃいました。

やばい!ってとっさに立ち上がってドアを開けようとしましたが
なぜかこのとき立ち上がったのは、私ともう一人私より少し若い女性だけ。
スーツを着たサラリーマン風の男性も、大学生風の男の子もいたのに…。
電車の扉が閉まる力って結構強くて、女二人の力ではなかなか開きません。
おじいさんはちょうどすねを挟まれていて、
「痛いよー、痛いよー!!」と泣き出しちゃいました。
それなのに駅員も他の男の人も助けに来てくれません。

とっさに、前日に見たK1の(私の記憶が正しければカルロ・ペーターの)
踵落としを思い出し、
スカートにもかかわらず、足で蹴るようにドアをこじ開けたら
何とか隙間が出来て、おじいさんは無事に降りられました。
(どんな構図だったのかは思い出せませんが、確かにドアを蹴りました^^;)
私ともう一人の女性に、満面の笑みで会釈した次の瞬間
般若のような顔をして駅員の方に向かっていきました。
電車は走り出しちゃったので間に合うとは思いませんが、
駅員に文句を言いに行ったんでしょうね。

私ともう一人の彼女は「やったね!」と目で会話し
無言で元いた席に戻りました。

後日、男性が誰も手伝ってくれなかった件を憤慨しながら男性の友人に話したら
「挟まれてたのが女の子だったら絶対助けに来ただろうね。」って。
えーーーーーーー!!!???おじいさんも助けようよお!!!





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Last updated  2007/05/26 02:24:05 AM
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