スカイA+ 楽天わしづかみ#2(3)
*****(2)の続き*****画面変わって、11/17のファン感謝祭の模様を平方アナがレポート!天気は快晴、沢山のファンが集まりました!(ちなみに、2日後の19日には初雪が降るなど、次週以降仙台は一気に冬突入しています。ほんとナイスなタイミングでした) ・マー君と山崎選手のガチンコ卓球対決(マー君が勝ち!) ・室内練習場で、朝井投手が子どもとキャッチボール ・ 〃 一場投手が親子にノック ・青山投手のカレー屋が大人気(時間が来て屋台を出ようとすると、女性ファンから『え”ーーっ』の大ブーイング) ・マー君のたこ焼き屋(やっぱり一番人気。さすがにたこ焼きをうまくひっくり返しています) ・ノムさんの挨拶 「仙台のファンが一番熱い!(会場拍手)そして我慢強い!(会場笑)でもいつまでも我慢忍耐させる訳にはいかない!ぜひプレーオフに出られるよう頑張ります!」(会場拍手)*****(ナレ)最後のゲストは、楽天にスピードとガッツという武器を与えてくれた、不動のトップバッター、渡辺直人選手です(画面は直人選手の盗塁とジャンピングキャッチの映像。BGMはやっぱりこれ ゆず「栄光の架橋」)インタビュアーはスカイAレポーター平方恭子、スカイA解説者(イーグルスJr.コーチ)安倍 理平方(以下平) 今シーズン、渡辺選手の活躍を楽しみにしてた方も多いが、振り返ってどんな1年?渡辺(以下直) 開幕2軍スタート。1ヶ月近く2軍で過ごすが、いい経験出来た。そして1軍に上がって、規定打席に乗るくらい試合に出させてもらえたので、そこは良かった平 今シーズン、規定打席到達、打率.268、出塁率.338、盗塁はチーム1の25盗塁だった(安倍に)今シーズンを振り返って、渡辺選手の魅力とは?安倍(以下安) やはり、足(走塁)と守備。チャンスにも強いし、「ここで出て欲しい」という時に、ヒットなり四球でなんとか出るという姿勢がすごいあって、目立ってた。個人的には、4位躍進の陰のMVPだと思ってる平 『バッティングはこう入りたい』という自身のイメージは?直 「打球を低く、低く」。ゴロ・ライナーなどで。まず(打球を)上げない事を意識して練習してた平 (安倍に)このあたりが1年目からの飛躍の要因?安 今までの楽天の打者にはいないタイプ。反対方向に鋭い打球が打てるのは、各チームの脅威になっていると思う平 5月中旬から1番に定着。チームの中での(1番打者としての自分の)役割とは?直 出塁率を(現在の.338から).380や.400近くまで上げないとと思ってる。年間通して1番打者を張れなかったのはその辺が原因平 もともと自身としても、1番打者はやりやすい?直 やりがいがある。責任もあるし平 時々1年目であるということを忘れて(渡辺のことを)見てしまうが、プロに入って来て、社会人時代との違いは?直 自分がやるべき仕事が明確になってる。(そのことに)試合で集中しやすいのが違い平 「1番打者として打席に入る時に、2番高須選手の存在が大きい」と聞いた事がある直 自分がアウトになっても、高須さんがランナーに出てくれたり、(自分が塁に出れば)きっちり送ってくれたり、エンドランも出来るし。攻撃の幅が広がる。安 実際、強いチームは、1、2番が固定されてしっかりやってる平 今シーズン一番記憶に残る試合は?直 ソフトバンクと北九州でやった試合。あの試合は楽天の強さ、一体感が見られた試合だと思う(テロップ 7/11vsソフトバンク戦 7回裏に6点差をひっくり返し逆転!11ー10で勝利。楽天の底力を見せつけた)平 ベンチの中での雰囲気は?直 「なんで今までダントツの最下位とか、そういう成績しか残せなかったのか」と思うくらい、今年の雰囲気はすごく良かった平 タイガース戦で、藤川球児投手から、得点を奪った試合もあった(画面は6/5の阪神戦 9回裏藤川投手から四球を選び、盗塁)直 何とかランナーに出れば、足を使って、スコアリングポジションまで行けるな、と思ってたので、狙い通り四球選んで盗塁。そこから得点に繋がった。落ち着いて自分の仕事が出来たと思う安 渡辺の場合は、四球でもヒットでも、(盗塁があるので)それが2ベースになる可能性が高い。(なので)そこからの(チームの)攻撃の幅が広がった平 渡辺選手というと守備。もともとこれ(守備)でいくんだと言ってた(画面は6/5のタイガース戦。打者のセンター前に抜けそうなゴロをナイスキャッチ!)直 プロに入って、打者のスピード、打球の早さなり(を感じて)、多少「これは困った」というのはあった平 具体的には?直 普通の正面のゴロが間一髪、ちょっと跳ねたらもうセーフになる。自分もそのスピードについていかないと、ピッチャーが打ち取った球をアウトに出来ないな、と感じた平 「このバッターだけは(打球が)恐かった」というのはある?直 カブレラ選手とか。。GG佐藤選手とか。。和田選手。。西武打線はちょっと打球が早かった(笑)(画面はカブレラ選手・和田選手のショートゴロを軽快にさばくところ)平 (安倍に)西武のOBとして?安 確かに彼らの芯を食った打球は恐いですよ 平 ホームでの最終戦、野村監督が渡辺選手の名前を挙げてた。聞いててどうだった?直 嬉しかった。平 もともと(野村監督の事は)シダックスの監督として知っていたと思うが、1年間一緒にプレーしてみて?直 「その(個人個人の)選手の役割、仕事を試合で発揮してくれ」と。僕みたいなバッターがHR打ってもしょうがない。「自分の仕事をしっかり頭に入れて、ゲームをやってくれ」といつも言われてた平 練習中・試合中、野村監督が渡辺選手にアドバイスを送ることも?直 特にバッティングの話が多かった。自分の欠点、『バットが下から出る』は気を抜くと直ぐに出てくる。そういうのを。。。。(携帯がブルブル)スイマセン、ブルブルいっちゃってるんですけど、大丈夫ですか(笑)でまあ、、、、なんでしたっけ(笑)あ、バッティングフォームは自分がすぐ忘れてしまうので、すごくいいタイミングでアドバイスしてくれる平 野村監督もよく見てる?嬉しくもあり、緊張感もある直 良く見てくれてると思う。嬉しい事だと思う安 (野村監督は)キャンプからずっと見てるから、欠点とか分かるんだろう。直接監督からアドバイス貰うと選手も嬉しい平 打席に入る時に、ゆずの「栄光の架橋」。曲の最後、ファンが合唱しているのは届いてる?(BGMは、直人といえばやっぱりコレ ゆず『栄光の架橋』)直 届いてます。平 ああいう雰囲気は?直 すごく勇気をくれる、ていうか。。平 仙台のファンの前でのプレイというのは力になる?直 この球場でやると、うーん、何とも言えない気分になります。ほんとに嬉しい。平 登場曲を選んだきっかけは?直 詩が、今までいろんな経験をしてきた自分に合ってるんじゃないかと思ったんで。平 (そういうのもあって)『栄光の架橋』にしようと。それを聞くと、シーズン中終わったけど、合唱聞きたくなる(笑)(安倍に)渡辺選手は飄々としたイメージがあるが?安 今は緊張してるけど、ほんとはもっと明るい。平 雨で試合が中止になった時、ビチャビチャのブルーシートの上を、チームで一番最初にヘッドスライディングやってた。これまで3年間、やる選手はいなかった安 たぶんやらされた?(笑)直 そうです(笑)平 それ以来、レフトスタンドでの万歳も率先してやってるし、チームを盛り上げるのは嫌いじゃない?直 嫌いじゃないです平 仲良く盛り上げてる選手というと?直 やっぱり、草野さんなんかそういうの大好き(笑)平 草野選手に(渡辺選手の事を)聞くと、「すごいいい選手だなと思った」(←強調して)と言ってた直 いやそんなこと言われた事ない(笑)平 来年に向けて、意気込みを直 来年は絶対クライマックスシリーズ出るという気持ちで。今よりも、僕だけじゃなくて、みんなが今年より成績を上げてかないといけない。それがチームの勝利に繋がると思う。来年は3位以上を目指して、頑張りたいと思う安 渡辺、草野が暴れまくれば、充分(3位以上の)可能性はある平 ケガだけには気を付けて、来年に向けて頑張ってほしい。ありがとうございました直 はい!ありがとうございました+++++++今回も要約するつもりが、かなり長くなってしまったいかがでしたでしょうかどの3選手の言葉も、ルーキーイヤーを戦い切った、安堵感、充実感、時には苦しい思いが良く伝わって来るものでした特に嶋選手。。。「大変だったなー」という言葉に象徴されるでしょうねかなり正直に答えてくれていたと思うので、シーズン中どんな事を思いながら試合に臨んでいたのか、よく伝わって来るインタビューだったと思います来季はさらにレギュラー争いが激しくなりそうな楽天捕手陣ですが、その中でも、この苦しい思いを糧に、さらに成長するのではないかと思っています永井投手は昨年先発・中継ぎ・ロングリリーフ何でもOKの大車輪の活躍でしたただ、先発の場合は100球前後でスタミナが切れる場面があったので、オフは下半身強化が大事でしょうね。しっかり取り組んでるそうです直人選手の守備は、(いつぞやのエラー3つあったけど)ファンからも選手からも、非常に大きな信頼を勝ち得た選手だと思います。来年は打撃面でのレベルアップ、出塁率をもっと上げて、不動の1番打者になれるように頑張って欲しい!とりあえず、ファンとしては、応援するのみ!永井・嶋・渡辺選手、1年間お疲れさまでした。来年もしっかり頑張って下さい