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ガッポリ奮闘記 今日は0勝2敗でした。でも最後に・・・。
今日は完全にノックアウトされました。というよりも最近あまりに簡単に契約が取れてたのでちょっとセールスをなめ過ぎてました。自己反省してみると、やっぱりセールスに対する姿勢とかも適当になってたかもしれません。 普通は1日では気づかないものなんですけどね。私は毎日のセールスを振り返っていますからね。そうしないとズルズルいきそうなんですよ。悪い流れはすぐに断ち切ることが大切なんですよね。 3時過ぎにデニーズでちょっと遅めのお昼を食べていると、携帯が鳴りましたので出てみると・・・。 「もしもし、田中(仮名)ですけど憶えてますか?」という声。 「はい」 「じつはこの間のものをお譲りして頂きたいと思いましてお電話させていただいたんですけど。今日、お時間のほうは大丈夫でしょうか?」 ピンチだわ、私この人のこと全然憶えてない!恐る恐る 「あのぅ、何でしたっけ?」と聞きました。すると、 「もう2カ月以上前に白鳥さんに弟子入り志願した田中です。その時に白鳥さんから社員は募集していないけど、営業成績をあげたいのならマニュアルをお譲りしますから、それを参考にして頂けますかと言われましたので、その時に伺った代金10万円が出来たのでお電話させてもらいました。」 思い出した!でもどうしよう。だってこのマニュアルは先生から10万円で買ったものだし、まさか本当に連絡してくるなんて思わなかったわ。 「わかりました。それでは午後6時に帝国ホテル1階のラウンジでよろしいですか?」 「はい」 「つきましたら、携帯に電話下さい。それではのちほど。」 急いで先生に電話しても出ません。5分おきにかけても空しく留守電に変わるだけです。とりあえず、マニュアルをコピーして帝国ホテルに向かうことにしました。先生には念のためにメールも入れさせてもらいました。 一時間後、先生から電話が来ました。私はこれまでのいきさつを話しました。 「それで白鳥さん、何が問題なの?」 「何がって、だから先生から購入したマニュアルを同じ値段で私が勝手に販売したらまずいじゃないですか?」 「全然、まずくありませんよ。中古車を買って、また他の人に売るのと同じですよ。私に遠慮することはないですよ。それがビジネスですよ。嫌なら売らなきゃいいんですよ。」 「でも私はそれで田中さんが売れなかったら、責任を感じてしまいますよ。」 「白鳥さんは稼いでますよね。」 「はい」 「それはどうして?」 「先生のマニュアルや指導を受けてますから。」 「もちろんそうですよね。でも自分自身の努力もあるんじゃないんですか。自分がどう活用しているのかを正直に話してあげればいいんですよ。そして私を含め多くの人が稼いでいるのは事実ですけど、全員ではないかもしれません。それでもよろしいですかと確認してから譲ってあげればいいんです。」 「それで先生はいいんですか?」 「もちろん。たとえ20万円で販売してもいいんですよ。」 「・・・。」 「だってそれ以上の価値あるでしょ。実際、白鳥さん今までにいくら稼ぎました?その方に言ってあげてください。信じて読むことが大切だと。それではこれから、個人レッスンが入っていますのでこれで失礼しますね。」 「あのぅ、今回の相談料は?」 「今回は無料です。」 「・・・。」 私は今日始めてマニュアルを販売しました。しかも10万円で。でも先生の言うとおりこれって、安すぎですよ。よく考えたら。でも田中さんもこれでガッポリ稼げるようになると思うと何だか嬉しい気持ちが込み上げてきました。 それにしても、田中さんの嬉しそうな顔が忘れられません。本当に良い顔してたんですよ。 でもどこかで見た笑顔・・・。 そうか!この笑顔が今日の私に欠けていたものだったんだ。あの満面の笑みは私が毎朝見ていた自分の笑顔だ。これで明日からもガッポリ頑張るぞ! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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