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目が合った瞬間。一瞬緊張が走った。迂闊だった。まさか同じ日にまた来ているなんて!?でもいまさら考えても仕方ない。
「こんにちわ。あら、お客様?」とっさに口をついて出た言葉に、彼らはまた来ますといって帰っていってしまった。 な、なに、これ。 多分、私を娘と勘違いしたと思いますが、あまりに根性なし!あまりに呆気ない幕切れに、なんだか拍子抜けしてしまいました。 先生に事後報告したら、「浄水器を新品に交換しました?」と言われました。 「してませんけど。」と言うと同時に、 「白鳥さん、甘いですよ。私なら細工しておきますよ。もし後日、浄水器の調子が悪くなったら、奥様はどう思います?」きっと、そちらの業者のことを信用しますよ。 「でも、そんなこと。」 「そのくらいのことは常識ですよ。かりにそんなことされていないかもしれません。でも新品と交換してもらった奥様はあなたのことを今以上に信頼してくれるようになるんじゃないですか。さあ、すぐに行って下さい。」 「わかりました。すぐに行ってきます。」 奥様のお宅に向かう途中、自分のビジネスに対する甘さを痛感しました。 そうです。ガッポリ稼ぐと誓ったからには何でも吸収してやるぞ! 現在のランキング確認・ご協力お願いしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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