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カテゴリ:暗闘
[上杉景勝] ブログ村キーワード
「人並みに風邪を引いたようです」 今朝、目覚めると関節の節々が痛く、熱ぽくて布団から出ることが叶いま せんでした。人並みに風邪を引いたようです。 皆様から注意するように助言を頂きながら、風邪になったとは情けない。 昨夜、洗濯をしておいた物を軒下に干し、十時半頃からこの雑文を書い ております。今、書いている「上杉景勝」も終盤に差し掛かっております。 この小説を書きながら常に心をよぎることは、実在した人物を書く難しさ です。読者の方は上杉家と景勝が今後が、どのような結果になるのかすで に承知しておられます。 それを承知で臆面もなく小説とする、もの書きの習性に我ながらあきれ果 てながら書いております。 景勝は関ヶ原の合戦が西軍の勝利となるか、また長期戦になるかに賭け て背後の最上攻めを行います。もの書きはその一点に焦点を合わせ、さも ありなんとした感じで物語を進めますが、読者はたった一日で西軍が負けた ことを知っておられます。こうしたことは戦国武将を描く作者は常に矛盾とし て抱え承知しつつ、その人物の生き様や死に様を描いております。 そんなことはなかったが、ここに書かれていることが本当になるならば 景勝や、直江山代守の行動も分かる。 そうした淡い期待と同時に小説の結末をどのように、作者がつけるのか 興味があって読んでいただけるものと思っております。 もの書きは本当のように嘘を書く、これは昔から言われておりますが、 これが真実なのです。 本当に真実のように書かなければ小説は成り立たないものです。 今も背筋がぞくぞくし寒気が襲っていますが、何かを書いていないと 落着きませんが、この辺りでご無礼して布団にもぐりこみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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