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カテゴリ:暗闘
「中国の野望、嘘を捏造する韓国との付き合い方」 世界をふたつに分割すると海洋国家と、大陸国家に分けることができる。 海洋国家は自由主義国家、大陸国家は覇権主義国家と規定しても良い だろう。海洋国家は当然アメリカで、我が国や英国もそうである。 一方、大陸国家は隣国の中国やロシヤに代表されるとわたしは思う。 そんな中で中国は筋金入りの大陸国家で、彼等は第二次世界大戦が終 わるや、直ちに人民解放軍を進め内モンゴルを少数民族自治区とした。 それは1947年5月1日のことである、この地はモンゴルの隣に位置し、 豊富な石炭が埋蔵されていた。中国は牧草豊かな内モンゴルに漢人を送 り、モンゴル人の家畜を殺し、豊かな牧草地を掘り起し石炭の採掘を始め た。更に中国はチベット国民が敬愛するダライ.ラマをインドに追放し、解放 軍を送り込み、チベットまで自国の自治区としたのだ。まさに覇権国である ことを証明したのだ。 そうした侵略を始める同時に、中国の国土の六分の一を占めるシルクロー ドの通り道の東トルキスタンーを、新疆(しんきょう)ウイグル自治区とし設 置し、2012年10月14日に、中国共産党の支配下としたのだ。 このウィグルの人々は悲惨であった。敬虔なイスラム教徒の人々を中国 は漢民族との同化政策という、名のもとで民族絶滅を策したのだ。 中国はこのウィグルの地で住民を逃すこともせずに、核実験を46回も行い 148万にも及ぶウィグル人を実験の犠牲としたのだ。 更に年頃の娘は中国本土に連れ去り、一人っ子政策で嫁のない中国人に 娶らせ、同化政策を進めているのだ。この地は豊富な稀少価値のある物資 が埋蔵されており、中国はこれらの資源を独占したい思惑があったと思わ れる。こうして領土拡張は終わり、彼らの眼は東に向けられたのだ。 そこには豊かな日本海という海が横たわっていた。 彼等は大陸国家から、海洋国家へと変貌を始めたのだ。そこには豊かな 国、日本があった。彼等は日本と言う国家を徹底的に分析した。 その結果は日本は国家とは言えない、主権を失った国と判断したのだ。 国家として主権と国益を持たない国は、戦後、アメリカから押し付けられた 平和憲法を後生大事とし、他国からの侵略を受ければアメリカが助けてくれ るものと当然に思っている、平和ボケした国と知ったのだ。 日本は侵略しても何もできない、戦争を放棄した国である。そうした日本を 相手にするには、押せば良い。彼らは押せば必ず引く国家である。 その手段は歴史認識である。こうして靖国神社の問題が発生したのだ。 中国は力のないうちは、何も言わずにただ日本からのODAを頂き、 軍事費に使ってきた、最近の軍事費は22倍もの軍事費を使っている。 中国は謀略を策定してから、何十年と続くのだ。一歩、また一歩と目的に 近づいてくる。最早、日本は政治大国にはなれない。これが彼等の結論で ある、核なき国は強国とは言わない。これが世界の共通認識である。 彼等の狡猾さはそれだけではない、日本の同盟国のアメリカさえ利用し、 自国の都合の良いことのみ、日本に圧力をかけてくるのだ。 そうして経済大国の日本の技術を利用する、これが彼等の考えである。 こうして東シナ海にガス田開発の施設を作り、日本も入りたければ勝手 にお金を出して入りなさい。と、勝手な理屈をつけて規制を事実とした。 これに異を唱えた人が中川昭一大臣であった。併し彼はイタリアで開かれ た重要会談に臨んだ時に、酩酊状態で国際世論の笑い者になって自宅で 死去した。次代の総理候補と言われた逸材が、こうして命を失ったのだ。 わたしはこの裏に中国の謀略の臭いを感じる。 それだけ中国は強かな国なのだ。 後で知ったことであるが、中川昭一さんが飲んだお酒は一本の赤ワインで それも六名で飲みあったそうだ。とうてい酩酊する量ではなかったと言われ る。ここにも中国の暗躍が透けて見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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