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カテゴリ:つれづれの間に
「米国の衰退と日本の自主防衛」NO.1 米国とソ連の二極構造が43年間も続き、米国寄りの諸国は経済的に得をし た。特に日本は平和は享受し、同時に稀なる経済発展を成し遂げたのだ。 併し、最近は中国の経済、軍事の台頭に比例して米国の経済は急速に衰退 の一途を辿り始めた。米国は国債を発行し、その6割も中央銀行が買い受け、 馬車馬のようにドル紙幣を印刷している。そうでもしないと米国は国家予算も 作れないのだ。しかも史上初の黒人大統領として期待された、オバマはその器 ではなく、今回のウクライナ問題でも醜態を演じている。 こうした世界状勢の中、中国は歴史問題で日本に圧力をかけ、虎視眈々と 尖閣諸島を狙い、軍備の増強にいそしんでいる。 同時に米国に大量の人員(スパイ)を送り込み、民主党の大物議員に賄賂を 贈っている。その中でも多額の賄賂を受け取っている人物がヒラリ・クリントン である事は日本では余り知られていない。 中国の工作員は日本の歴史問題、靖国問題、教科書問題などで米国の敵は 日本であるとの世論戦に取り組んでいるのだ。 米国人の6割はテレビから情報を得ており、テレビ会社の採算悪化で薄っぺら の情報しか持たず、国際問題の認知度は極めて低いと言われている。 米国の中国に対する戦略は、アジア地区での覇権国としての存在を許さぬ。 それ故、日米同盟で中国から日本を守ってやるが、武力国家にはしたくない。 先にも述べたが民主党は中国に友好的な党で、朝日新聞や毎日新聞から 日本の情報を得ており、金権政治の党である。 このまま民主党の政治が続けば、米国は日本に何を要求するか分からない。 国際政治アナリストの伊藤貫さんは言う。「同盟とは抑止を保証するが、運命 は一緒にしない」 これが同盟の本質であると言われる。 まさにその通りであろう。中国の狙いは太平洋を二分し、米国と支配する事で ある。併し、その思惑は米国により拒否されたが、彼等は諦めることはない。 豊富な軍事費で軍備を増強し、海軍力に意を注ぎ艦艇の増強と空母、潜水 艦、ステレス戦闘機の開発を目差し、尖閣諸島に兵士を送り込み占拠する。 占拠出来なくても、尖閣諸島の領有権を巡って争う係争地であり、日本の固有 の領土ではないと世界に認識させれば、第一段階は成功なのだ。 何故、中国が尖閣列島を狙うのか、彼等は島の地下に眠る資源が欲しいの ではない。あの小島が第一列島線の要衝の島であるからだ。 第一列島線とは九州を起点に、沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオ島にいたる ラインを指す。 中国にとり尖閣列島は戦略、戦術的に極めて重要な要衝の小島なのだ。 中国海軍が遊弋する東シナ海は、使い勝手の悪い地形なのだ。海は浅く 潜水艦の活動も活発に出来ない海なのだ。 中国はいかなる犠牲を払っても尖閣列島を自国の領土にしなければならない。 占拠したら沖縄に海軍の艦艇が襲ってくる事は間違いない事実である。 こうした近未来の想定を日本国民がどれだけ知っているのか? ただ安倍総理を極右翼と批判し、憲法改正に反対し、集団的自衛権の行使も 反対する国民は、平和ボケした人で国賊に等しいと私は思う。 中国の今までの行状、そしてチベット、東トルキスタン、内モンゴル自治区で 何が成されているか知っているのか。 先の大戦で彼らが自国民を何千万と殺戮した事実を知っているのか。 米国から核攻撃を受け、国民が犠牲と成っても人減らしが出来て良かったと 言い切る、中国の要人達の言葉をご存じか。 考えたたげで身震いが起こる。この先は次回に続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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