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テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:建築の話
昨日、日記を書いたら、名古屋の住宅屋シェフオオシマさんが、フラット35について突っ込みをいれてくれました(笑)。
建築用語などを解説されていますので、住宅を建てられる予定の方は、ぜひ一度ブログを覗いてみてください。本当に勉強になりますよ。 では、昨日に引き続き真面目なネタを(笑) 住宅取得に関して、キャッシュで払える人意外では、一番重要なのが融資のことです。 資金計画は、住宅の計画と連動して進めなくてはいけません。 この流れは注文住宅の場合です。 まず、土地の取得や、工務店選びをしている段階では、大まかな資金計画をしましょう。 借りられる金額を調べたり、返せる額を検討します。また、借入先や、その金利タイプ、返済期間はもとより諸費用などを検討します。 最初から1つのローンだけではなく、複数のローンと比較して一番合っているものを検討していきます。 工務店や土地のことが片付いた頃、住まいの計画は、設計に入っていきます。 基本設計を終え、マイホームのかたちがハッキリすると実施設計へと移るのですが、その時には、具体的な資金計画が終わっているのが理想的です。 工務店や設計事務所から概算見積りが出てきますので、その金額で資金計画を始めます。 具体的な資金計画とは、借入先を絞り込んだり、重要な融資額を決めます。金利タイプ、返済期間など重要なことをきちんと検討し、返済計画に無理が無いかチェックをします。 このとき返済計画よりも概算見積り額が予算よりオーバーした場合は、プランの見直しも行います。 また、建築費用以外の、税金、建築確認費用、地鎮祭、上棟式、引越し費用などの諸費用も含めて考えることをお忘れなく。 実施設計が終わると、それに基づいて、詳細な見積書で金額の確認をします。 と、同時に金融機関に融資の事前審査をしてもらいます。 請負金額が決まると、いよいよ工務店と工事請負契約を結びます。 このとき、年収や勤続年数などの条件で希望額が借りられないケースもありますので、ローンが借りられない時は契約を白紙に戻す特約をつけておくことです。 工事請負契約を結ぶ時に契約金や手付金などが必要になってきますので、自己資金でこれらを支払います。(自己資金の準備に関しては、また別の日に書きます) 事前審査が終わると融資の申し込みです。同時につなぎ融資の申し込みを行います。 つなぎ融資とは、中間金が必要な場合で、融資がすぐに出ない場合に申し込みます。 そして設計審査を経て融資の承認が降ります。 ここまで来るといよいよ着工です。 基礎、上棟と来ると、中間金の支払いになります。ここでつなぎ融資の実行を行います。 そして、住まいが完成し竣工です。 引渡しが終わると同時につなぎ融資で完成引渡し金を支払います。 表示・保存登記をおこない、金融機関と金銭消費貸借契約をします。 このとき金融機関の抵当権設定登記を同時に行います。 それが終わると融資の実行がされ、つなぎ融資を返済します。 そして、晴れて念願のマイホームに入居です。 文章なので少しわかりにくいかもしれませんが、概略はこのようなことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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