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午後から大建工業さんの耐震補強講習に急遽参加する事になりました。
昨日、最新の補強部材は無いかと検索を掛けていると、大建工業さんで「壁だけの改修」で、耐震補強が出来るものが出ていました。 すでに4年の実績があったのですが、全然知りませんでした。 もっと勉強しなければいけませんね。 壁だけで…といっても、一般の方にはピンと来ないとおもいます。 通常、在来木造では、荷重を受け止めている構造体は、柱だけでは無く、筋かいと一体になって初めて有効となってきます。 筋交いの端部は、梁と柱の交点に、金物によって接合されていて、内装で仕上がった状態では、特殊な場合を除いて天井裏または床下部分にあります。 柱、梁の対角線を結ぶ筋交いですから、室内の天井高さより、はるかに長い部材となり、その筋かいを、天井も床も壊さずに設置するのは、MR.マリックでも不可能だと思います。(結構できたりして!) ところが、その部材を壁に取付けるだけで6.3kN/の耐力(制約条件は有りますが…)が得られるので、比較的安価に耐震補強が出来ます。 他のメーカーで、同じようなものがありますが、使用するにはフランチャイズに入ったり、会員になって毎月高い会費を払わなければ使えないものが多い中、一般部材として販売されているのは、少ないのです。 大建工業さんのこの部材を使える条件は、建築士の資格を持ち、日本建築防災協会の耐震診断講習を完了し、大建工業の開催する講習を終了したものだけです。 しかも、講習は明日ではありませんか!その次は1ヶ月後。 使用したい物件があり、1ヶ月後まで待てないので、ダメ元で電話をしてみました。空席の無いのを無理を言って1席だけ取ってもらい、受講させてもらうこととなりました。 さて、講習を受けてみると、この建材使えます。 現状では、使える場面に制約があるのですが、6月16日から新しい認定品も加わり、制約は大幅に緩和されます。 汎用部材として売り出す大建工業さん、あんたは偉い! これで、現在耐震改修計画をしている物件に使えそうです。しかも、補助金をもらって。 今日は最高に得した気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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