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テーマ:住宅コラム(1806)
カテゴリ:仕事日記
昨晩、パナソニック電工ショールームの会議室にて、勉強会が有り、それに参加してまいりました。 考えてみると太陽光発電に関して、しっかりとした勉強をしたことが無かったので、大変参考になりました。
太陽光発電のメリットは、光熱費の削減、災害時の非常用電源、環境貢献などがあげられます。 光熱費の削減は、ローンを組んでの設置の場合は、確かに光熱費は少なくなるでしょうが、ローンの支払いが発生する事になります。 その損益分岐点を上回る場合なら、費用の面に関しては、設置する意味が大きいと思います。 また、災害時の非常用電源としては、ライフラインの復旧状況は、電気がもっとも早いと言われています。 それを考えると1~3日間だけなので、無いよりは良いという感じでしょうか。 もっとも意味があるのは、環境貢献ではないでしょうか。 太陽光発電のシステムを取り入れることによって、1軒当たりのCO2削減量は 年間1093kg・CO2にも登ります。(3.24kWシステムの場合) これはその家に住む人一人一日1kgのCO2を削減したと同じになるのだそうです。 これがかなり大きいです。 京都議定書でのCO2削減目標が-6%ですが、現状では目標値よりかなりCO2量が増えてしまって、目標値をクリアするには、-14%なのだそうです。 他国と数値上の取引を考える前に、実際に効果のある施策に力を入れるべきでしょうね。
それとは別に、子供への環境貢献教育にも一端を担いそうなのです。 というのも、家族で発電量を楽しむ事が出来るからなんです。 そんなことは有るの?と思われるでしょうが、実際取り付けたご家族のアンケートでは、表示パネルに、日照量により刻々と発電される電気の量と、現在のその家の消費電力が見えるので、消費電力を上回ってる時は、とても嬉しいんだそうです。 子供に、電力会社に売れた電気の分をおこづかいとしてあげるよ。と言えば、子供は一生懸命電気を消してまわるそうです。 おもしろい環境教育だと思いませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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