カテゴリ:読書
最近映画化もされた流行りの本を読んだのだけど、私には合わなくてがっかり。 合わない気はしてたんだけど…。 私には、おしゃれな本は向かないようです。 ま、本とも出会いですから。 いい出会いもあれば、そうでもない出会いもありますね。 ●浅田次郎「月のしずく」 7編の短編集。 映画化された「銀色の雨」の原作を読みたくて…。 主人公がみな誠実で…泣かせます。 期待を裏切りません。 ●サリンジャー「フラニーとゾーイー」 美容院で読んでいた雑誌(←美容院でしか雑誌見ないからね)のおすすめ本。 ちょうど読んでいる途中でサリンジャーが亡くなったというニュースを見てビックリ。 翻訳が、なかなか文学的というか…私には難しくて苦戦。 多感で繊細な妹フラニーと、兄ゾーイーと家族の愛情の物語。 最後に救いが訪れて、読後は爽快。 ●群ようこ「馬琴の嫁」 馬琴とは南総里見八犬伝の滝沢馬琴です。 嫁いだらいきなり改名させられて、旦那は病弱、舅(馬琴)は細かくて姑は癇癪もち… 大変なところに嫁に行ってしまったものです。 でも、自分らしく懸命に生きる主人公みちは素敵です。 私だったら、とっくに出て行くけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月06日 03時37分54秒
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