カテゴリ:読書
お部屋に入るとテーブルにはお洒落な革の箱が。 中にはお手紙セットと絵を描くためのスケッチブックや色鉛筆。 そしてカバーのない文庫本が1冊。 ●原田マハ「旅をあきらめた友と、その母への手紙」 簡単に言うと、ひとりの女性の挫折と再生の物語なんだけど、 その舞台が、ホテルの名前は出てこないけれど、ここ、アルカナイズなのです! まさに、今日チェックインしたときの様子や、今いる部屋の風景、 レストランでの感動が主人公を通してそのまま描かれています。 シンプルな装丁も素敵。 発行元を見ると、ArcanaIzu とあります。 このホテルのために書き下ろしてもらったんでしょうか? この小説をどれだけの人が読むんだろう? こういうさりげないところにまで気を使ってるのがすごい。 ここで読むことに意味がある1冊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月10日 01時11分07秒
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