カテゴリ:読書
@quatre epice 読書の秋。 はじめは軽いものから。 ●万城目 学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 私は、ときどきインタビューなどで見かける、万城目さんの素朴でまじめそうな感じと 荒唐無稽な作品のギャップが好きなのよね。(マニアック?) でも、このお話は万城目さんの雰囲気にぴったり合っている気がする。 かといって、もちろん普通の話ではありません。 かのこちゃんはかわいくて、 マドレーヌ夫人(外国語を話す猫)も玄三郎さん(犬)も素敵で。 そして、なんと言っても周りの大人たちがすごく魅力的。 ほんわかしちゃいます。 かなり好き。 ●和田 竜「忍びの国」 織田信雄(のぶかつ・織田信長の次男)の伊賀攻めを舞台にした歴史・時代小説。 信雄の存在を知らないどころか、おだのぶおだと思っていた歴史オンチの私でも大丈夫。 おもしろい! 伊賀忍者の無門が非情な忍の世界でちょこっと見せる人間味にキュンとします。 へなちょこな信雄もなかなか好きだぞ。 ●矢野 健太郎「数学物語」 本屋で平積みに。 矢野健太郎さんには高校生のときにお世話になりました。 「チャート式」と並んで有名な参考書「解法のテクニック」を書いた人です。 今は絶版みたいですね。残念。 宿題ができなくて泣いていたとき、助けてもらいました。 私が生まれる前の本。 数学の歴史や数学者についての話が分かりやすく書いてあります。 大人が読んでも面白いけど、数学嫌いな子ども(中学生くらい)にもいいんじゃないかな? ちょっと、雑学を披露したくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月10日 00時23分40秒
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