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先日の日曜。 サンデールームさんに到着したのがすでに11時半。 当然ながら、おいしいものたちはほぼ完売状態。 それでも、会えてうれしい人たちと会えたし お話もできて楽しかった♪ 百姓家カフェさんのパンもなかったけれど 玄米ごはんとお味噌汁はまだあったー♪ たまごかけごはん、大好評だったとか。うれしい! 私はとろろごはんの方をいただきました。 どっちのごはんでも、引き立て役となっていたのは ちぎって乗せてくれるセリの葉っぱ。 そういえば。 以前、うちでたまごかけごはんを出させてもらったときには 春菊としその実を乗せてみたんでした。 どうやらうちのさっぱりたまごは 香りの強い葉っぱと相性がよいみたい。 お味噌汁もおいしかった! しみじみ幸せになるお味。 ごちそうさま~♪ ☆ そのあと、シネマまえばしへ。 ちょうどタイミングのあった「水になった村」を見てきました。 「ミツバチの羽音……」はまた後日。 すごくよかった!! 2006年に水の下に沈んで、地図からも消えた岐阜の徳山村。 そこで暮らすじいちゃんばあちゃんたちを 15年間にわたって撮った映像。 「タイマグラばあちゃん」ともつながる感じ。 その土地にいることが、ほんとにしあわせそうなヒトビトの姿。 そしてなにより、監督さんが とにかく好奇心いっぱいで食いしん坊で(たぶん)。 「それなに?」「今なにをしてるの?」「すごいっ!!」と 私が思うことをどんどんきいてくれるのでうれしくなる。 ばあちゃんと2人で、ソフトボールみたいなぼたもちをいくつも食べたり 5合の炊き込みご飯をたいらげたり。 わさび田に行くため、山道をずんずん進むばあちゃんのあとを 必死で追いかけたり 道の途中にある梨の木の実をわんさか拾って食べてみたり…… あきれるくらいよく食べてはたらくばあちゃんたちは 塩さえあれば家族を腹いっぱいにさせられると胸を張る。 母屋はすでに壊したとかで もとは物置だった掘っ立て小屋に住むばあちゃんが 1日のしめくくりに、薪でわかした露天風呂に入って ほんとに気持ちよさそうで。 「このしあわせを、みんないただいていいんかな……」 っていってたよ。 あの場所にひとりいて、あんなに安らげるヒトを見てびっくりした。 びっくりした自分にちょっと悲しくなった。 そんなヒトたちのしあわせや誇りを、便利さの名のもとに いきなり奪ってしまう社会っていったいなんなんだろう。 ☆ 帰りに寄ったコンビニで手にとった雑誌で 福島の避難地域に置き去りにされた家畜たちの写真を見た。 もうかなりの家畜たちが死んでいるらしい。 餓死した仲間のそばに立つ馬の眼。 ごめんね。ごめんね。 大事なものたちを置き去りにせざるをえずに追い立てられ 戻ることもできずにいる人たち。 すぐ近くの場所で、今このときにもこんなことが起きているなんて。 これからもそれが、広がっていくかもしれないなんて。 私がいるこの土地だって、いつどうなるかわからない。 自分がどうしたいかはちゃんと決めなくちゃ。 以前「ナージャの村」を見たときの私にとって あの村はまだまだ他人事だったんだなぁとつくづく思う。 今度はどんなふうに見えるんだろう。 ↑日曜市に出店されていたplants marketさんのところで一目惚れ。 連れ帰ってきた「アロエ・アリスタータ」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.20 13:48:50
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