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昨年4月から「避難指示解除準備区域」となり
日中の出入りはできるようになったものの いまだに住むことはできない、南相馬の小高区にある 同慶寺というお寺に行ってきました。 途中の飯舘村は桜がきれい。 …しかしこの下の地表付近、5.8マイクロシーベルト/h。 無防備なかっこうで「除染作業」をする人たちの姿があちらこちらに。 集めた竹とかを燃やしているおばさんもいたりして。 ☆ お祭りは、津波で流された村上地区に伝わる田植踊りから。 磨かれた身のこなしが美しいです。 群馬「野の窯」の石橋さんによる、小さなお地蔵さん作りのワークショップで お手伝い(になったのか?)をさせていただきました。 なんとも個性的な、お地蔵さんたち。 宇宙から来たようなお方も混ざってます。 お宅に持ち帰って乾燥させた後、焼いてくださいます。 仕上がりはどんなになるのかな。 うたあり太鼓あり縄文トランスあり… 夜はお風呂屋さんへ行き 別のお寺でみんなで雑魚寝。 少し離れた地区では、どこにでもある(ように見える)日常が。 そして翌朝。雨がしだいにまさかの雪に! 出発前日に、スタッドレスタイヤをノーマルにかえていたのでありましたが。 津波に流された村上地区の海岸近くへ。 2本の松の上まで水が来たそうです。 ヒトの時間は、ここでは止まっているかのよう。 ヒトがいなくなった家々ではネズミが増えて、 ネコは増えたけどイヌは減って ハヤブサやタカが来るようになったそうです。 くずれた防波堤のそばを歩いていたら ウサギが一匹、目の前を跳ねていきました。 くだけ散る波が、思いのほか高い、近い。 お寺に戻り、早めに帰ろうと準備していたら、 飯舘経由は無理そうだとの情報が。 …なんと仙台経由で帰ることに。 また福島を通る時間には すっかり晴れて。 日曜日の夜、帰り着きました。 運転手さん、お疲れさまー。 同慶寺ご住職の徳雲さん、今回もありがとうございました! ☆ 同じ時間の上、すぐそばの場所に まったく違う世界があることがなかなか飲み込めなくて。 でも、それは映画とかのお話じゃなくて いま私がいるのがそこで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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