恒例!山梨確認の旅
今年も行って参りました!酸いも甘いも噛み分けた女二人、山梨確認の旅。今年で5年めの恒例行事。11月の紅葉のこの時期に山梨に行くのです。 確認の旅というだけあって、この旅は過去においてグッと来た場所や味などを翌年に再び堪能しようという意向のもとに続けられている。よって、人にはそうそう教えたくないぐらいの厳選ぞろい(^^ 11/4の金曜夜出発。茨城から山梨なんて高速を使うと思われるだろうが、倹約旅が染み付いている私たちは、ノンノンノン。R50から群馬・埼玉経由の一般道。 道中から確認は始まっていて、巨大な大滝ダム(ループ状の道路を走る)や7kmもある雁坂トンネル(窒息しそうなぐらいの長さ)を見ながら山梨イン。まずは、西沢渓谷を歩く予定なので、渓谷近くの道の駅で就寝する。(もちろん、車中泊!) 土曜日、西沢渓谷を歩く。ここは、七つ釜五段の滝で有名なハイキングコース。去年は、紅葉には間に合わなかったが、今年はなかなか綺麗な紅葉にありつけた。軽装でも歩けるので、多くの観光客が訪れる場所となっている。 歩いた後は、『皆吉』にほうとうを食べに行く。ここは、いつもお客さんが外に溢れていて、相当に待たされるのだが、本当に美味しく、夢にまで出てきそうな味なのだ。今年も美味しく頂いたが、実を言えば、旅の目的の8割がたを占めてもいる。 と、ここまでは例年通り。しかし、今年はもう一つ目当てを増やした。それは、一升瓶ワインを手に入れる事。去年、スキー友達から一升瓶でワインが売っていると教わったのだが、5年も来ていて気づかなかったのだ。 どこのワイナリーに行くとも決めていなかったので、情報誌をパラパラめくって、インスピレーションが走った丸藤酒造店さんへ行ってみた。すると、キタ!グッときた。オーナーさんのユーモア交じりの話口調から、ワインの飲みやすさ全てにおいて。 店に入って、5分後には、言っていた。「これを一升瓶で!」男らしかったね。インパクト与えられた。来年もまた行きます! そんなこんなで、ほうとうも食べ、一升瓶も手に入れた私たちは、今度は恒例の温泉で疲れをとる。温泉の後に鍋をこしらえるので、買出しを済ませてから、山の上にある「ほったらかし温泉」へ向かう。 出来た当初はあまり混んでいなかったこの温泉も年々客が増えている。ほったらかしとはよく言ったもので、ほったて小屋のような建屋にとても開放的に作られているのであるが、なんといっても景色が最高で、昼なら富士山がドーンとそびえ、夜は眼下に一面の夜景が眺められるのである。(夜景を見ると、大昔にあったピンクレディーがCMしていた宝石箱というアイスを思い出します。) 湯あたりするぐらい温泉に浸かった後は、そこの休憩所で(野外)キムチ鍋を作る。各々に山用のコンロ&鍋があるので、まあある意味一人鍋というところ。なんだか知らないけど、これがまた最高に旨いんだなぁ。 たらふく食べた後は、道の駅まきおかで就寝。ここは、いつ来てもトイレがキレイで、おまけに折り紙で作ったお花や動物が飾られてある。お掃除してくれている人に感謝だねといつも言っていていたところ、なんと次の朝、お話しすることが出来た。きさくな女性で、冗談なんかも言い合って、最後には来年もおいで~なんて言ってくれた。 日曜は、マンズワイナリーで昨年から復活した新酒フェスティバルなるものがあるだろうと思っていたら、今年は、地区マラソンの関係で11/3に終わってしまったとのこと。とても楽しみにしていたので、残念だった。来年はネットで確認だ!!(行く前の確認を忘れていたよ) かわりにいつも寄るJAフルーツ直売所でお土産を買い、のんびりと茨城に帰ってきた。 これまでの旅行とは、真新しいところばかり探していたが、この旅を始めてからは、毎年同じ場所、同じものを食べに訪れることが、とても楽しく温かい旅になることを知った。そして、毎年同じと思っても、新たな出会いや発見があることもね。 来年も確認しに行くよ♪山梨さん