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テーマ:水系ペットのお話(2827)
カテゴリ:すいけいのひとりごと
こんばんは!
今日は実家の川についてちょっと書きます。 以前ご紹介したことあるんですが、僕の実家の裏にある川では初夏になると毎年蛍が乱舞するんです。 それもやはり人の手があまり加わってないからだと思うんですね。 水辺に自生する草木も何十年も前から自然に芽を出し、成長し、花を咲かせ、そしてまた散る・・・ この繰り返しこそが自然の生態系を円滑に保ち、そこに住む魚や蛍を保護しつづけてきたのではないかと思います。 ところが、これを見てください。 実は昨日、実家に行ったんですけど・・・ こんなことになってました。 この川は以前紹介した実家裏の川です。 しかも同じアングルで撮影してます。 ・・・なんてことでしょう。 自然の草木が生えてた土手はキレイにコンクリートで固められ、現代風な川になっていました。 このコンクリート。業者の方の話では『草の生えるコンクリート』なんだそうです。 たしかに穴の開いた所から草が生えてますが・・・ 来年も蛍は出ます。と言われたそうですが、怪しいです。 この状態じゃ、蛍が出たとしても乱舞する様は厳しいように思えるのですが・・・ 水草もあまりなくなってこんなにキレイになった川でも、魚達は頑張ってますね。 この川がいかに自然のままだったのかというと すぐ近くに、こんなにも朽ち果てた線路があります。 このことからも、いかにこの周囲が自然のままだったかがお分かりいただけると思います。 自然を破壊し、新しい未来へ向かって歩く。 その先には何があるのでしょうか。 幼い頃の想い出も、全てコンクリートの硬い壁の中に葬られてしまった気がしてなりません。 でもこの川の自然治癒力を期待しつつ、この現実を受け入れるしかないですね。 今日はちょっぴりしんみりした記事になりましたが、この川のことについてはまた書きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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