アルファ1でも、計算から
アルファ1でも、計算からどんなにハイレベルの生徒さんでも、算数をちゃんとみるなら、1ケタの計算からスタートします。つぎにかけ算、わり算、計算トレーニング、基礎トレーニングという順です。授業テキストも、必ずAから全部解きます。時に、D,Eの難問は外しますが、A~Cは、必ず解きます。アルファ1の生徒さんに、なにを今さら、という感じですが、「計算は絶対に間違えず、速い!」という、絶対的自信が必要だからです。それができると、計算に不安がなくなるので、あとは問題を考えることに集中できます。また、Aからしっかりやると、基礎でも理解していなかったものを発見できることも多いですね。ですが、最大のメリットは、Aの問題を見た瞬間即答できるくらいに頭の働きが良くなっている、ということなのです。これが、全ての基礎問題をやった力です。途中計算もしますが、要するに頭の中でしっかりと理解があり、それが全部つながっているので、最良の解法で即答できる様になります。これが、「頭がいい」という状態です。一見単純だと思いうものも、繰り返し解いていくうちに、さらに新しい発見が生まれ、解法が洗練されてくるのです。この洗練の過程を体験すると、基礎をしっかりやることの意義がわかり、応用するときにも即座に使えるのです。計算を含む算数の基礎体力をしっかりつけて、ものすごいスピードで残りを正確に仕上げて行く方が、実は効率がいいのです。そして、その過程でどんどん頭が良くなっていくのです。ブログをお読みいただき、ありがとうございます。この記事がなにかのお役にたちましたら、2日に1回、以下のタグをクリック頂ければ、とてもありがたいです。にほんブログ村中学校受験ランキング大学受験ランキング