テーマ:お酒大好き(5364)
カテゴリ:日本酒・記
今日は台風の影響で、予定していた練習試合が中止になったので、いつもの 酒屋さんに行って来ました。冷やおろしで何か目ぼしい物があれば、と思った のですが、お財布の中身に合う物がなく、目の保養だけに… 結局、近くのディスカウントのリカーストアで、安い地元の日本酒とおつまみを 仕入れて帰って来ました。 月も半分を過ぎると、やはりお小遣いの残りが気になります… さて今晩は、佐賀県三養基郡みやき町の天吹酒造さんと、鹿児島県出水市の 神酒造さんのコラボレーションによる、「黒船ブリュー」を開栓しました。 黒船ブリューは「脱藩黒蝶統(くろあげは)の会」のPBで、簡単に言うと、日本酒と 芋焼酎のブレンド酒(酒税法上、分類はリキュール)で、はた目には、奇をてらう感が ありますが、九州を代表する日本酒の蔵元と、「千鶴」を醸す芋焼酎の名門蔵の コラボと言うことで、実はかなり真面目に酒造りにチャレンジしているんだなと言う 九州男児の心意気を感じました。 実は以前から私も、日本酒と芋焼酎のブレンドがあっても良いのにな、思っていたので 同じことを考えていた人たちがいて内心嬉しかったです。 さて気になるスペックですが、天吹酒造さんは、秋田県産の「美山錦」に、なでしこ 酵母を使い、精米歩合は55% アルコール分は16.5度、日本酒度は+1の純米吟醸。 神酒造さんは、原料芋に鹿児島県産の「紅はるか」を使い、黒麹・常圧蒸留で醸し、 アルコール分25度。 それぞれのお蔵が、そのまま日本酒、芋焼酎として酒屋に出しても、全く恥じない スペックです。
香りは芋の甘い香りが漂います。 まずは生で。甘みの多い干し芋の様な風味。後から爽やかな酸味と吟醸酒特有の 華やかな香り。 次はロックで。水に馴染んで円やかに。うーーん。今までに飲んだことのない 味わいですね。特に後味が…。日本酒の様に華やかなお米の風味とキレがある 訳でもなく、芋焼酎の様にふくよかな甘い芋の風味やコクがある訳でもなく…。 冷やすとそれぞれの良さが消えてしまう様です。 濃い目のお湯割りにして見ました。 甘い芋の香りと、お米の華やかさが戻りました。 これはやっぱり常温以上で、それぞれの複雑な香りと風味を楽しみながら、チビチビと 飲るのが良いと思います。
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最終更新日
2017年09月16日 21時57分00秒
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