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カテゴリ:雑記
先日購入した新しいモニター「EX480UZ」をしばらく使ってみての再レビューです。
詳しい数値等は専門家におまかせしての個人的な印象によるレビューとなっています。 まずは三大特徴 大きい(48インチ) きれい(有機EL) 動きが滑らか(120hz) 液晶と違って有機ELは自発光なため初めは色味の変化に戸惑いましたが、心配していた色のにじみや高コントラストによる目の疲れも全く無くとても快適です。 有機ELは黒がきれいというのは知識として知っていましたが実際目にするとそのきれいさにとても驚きます。 実は最初は有機EL製品を買うつもりは無かったんです(;^_^A 理由は有機ELテレビを持っている兄に尋ねたところメリハリが良すぎて目が疲れる、画面表面がピカピカで映り込みがひどい、画面の焼け付きetc・・・ でもそれはあくまでテレビの話であって、PCモニターではそのような心配は無いと調べているうちにわかってきました。 同じサイズで4k有機ELでしかも安い製品はいくつかありましたが、文字のにじみがあったり色の表現が不十分だったり焼け付き対策が不十分だったり、中には普通のグレアパネルに半透明のシートを貼ってノングレアといっている(らしい)製品があったりと安いにはそれなりの理由がありました。 で、あれこれ調べて考えた結果の答えがこのモニターBenQ EX480UZです。 今まで使っていた32vとの大きさ比較です。 このモニターは仮想的に22v~32vの画面を表示させる事ができます。 大まかなイメージとしては32vを縦にしてそれを横に3枚並べた感じが近いです。 32vでも当初は画面の端から端まで見るのに首を動かすほどの大きさでしたが慣れると視線だけで見られるようになりました。 オソロシイ事にそれがこのモニターにも起きつつありまして・・・ほんと慣れって怖いですね。 画面からの距離は今までと同じ1m程度なので今までだと首が疲れるため、台の高さを60cm程度に下げて配置しています。 画面焼き付き対策としてこのモニターには「off RS」機能があります。 リフレッシュ機能の一つで4時間おきに右下に表示されます。 表記では約10分かかるそうですが、実際は約6分ほどなのでその間にちょっとした洗い物やトイレ等での用事を済ませているうちに終わります。 一応表示をさせなくすることも可能ですが長年使い続けたいのであればこまめにリフレッシュした方が良いでしょう。 映画等長い時間使用する際などはあらかじめこの機能を行っておけば表示の煩わしさを気にすることもありません。まあ4時間を超える作品は別ですがw その他にも焼き付きを予防する「orbit」「JB」「ZFD」と計4種類の機能があり、現在その全ての機能を有効にしてあります。 120hzの動きを体感するためにsteamでレースゲームを購入しました。 Forza horizon5です。(只今半額キャンペーン中) こ れ は す ご い ! あ、120hzではなくゲームの内容がですw RCGはグランツーリスモ4でRCGアレルギーになって以来の購入なので心配でしたが、このゲームはGTのようなシミュレータではなくほとんどゲーム寄りなので細かい事は抜きでアクセル全開でかっ飛ばせます! レースゲームといえばコースを選んで走るのが当たり前と思っていましたが、このゲームは目的のコースまで走ってたどり着かなければなりません。でもそれがまるで普段のドライブみたいでとても新鮮で楽しいんです。 しかもコースアウトや対向車に正面衝突等々何でもあり、実写レベルのリアルな世界を思い通りに走れます。 ただただ走ってるだけでも楽しいのでレースするのを忘れてしまうほどです。 肝心の120hzリフレッシュレートですが、60hzに比べれば確かに滑らかです。 でも昔体験した30hzから60hzになった時のような感動はあまりありませんでした。 今では240hzや360hzのモニターもありますが、動画を見て瞬時にレートを判別できるようなガチゲーマーではない私にはこの120hzでも十分過ぎるほどです。 大きな画面ですと絶えず視線が動いているのでなおさらでしょう。 しかし今までのモニターであったカメラが急に横に振った際に起きる画面全体のずれ(テアリング)がほぼ無くなりました。これは効果大です。 どうやら高リフレッシュレートの恩恵はキャラクター等の動きよりもここにあるみたいですね。 私はレースゲームをプレイする際はこのような視点が好きです。 よくある後方からの視点は先が見通しやすいのですがハンドリングが難しい印象があります。 もうほぼ実物大で表示されるので没入感が高く自然と体が動いてしまいます。 障害物にぶつかる度にビクッ!と反応してしまいます。 モニターの焼き付き対策機能に加えてブラウザをこのようにほぼ真っ黒にしています。 私がメインPCを使うのは平日も休日も夕方以降なのでこれに加えて夜間モードで強さを80%、更にグラボで発色と明るさ等を抑えて部屋の照明は点けないという環境で使用しています。 私以外の人が見たら暗すぎてほとんど見えないくらいです。 それもこれも疲れ目を防ぐためですが、結果的にモニターそのものがちょっとした照明となっています。 ところで・・・ この製品は画面がいかなる輝度でもフリッカー(ゆらぎ)が起きないフリッカーフリーという機能があるらしいのですが、前記のように極端な設定にするとわずかに発生します。 画面設定を見直してかなり軽減できるようになりましたが濃いグレーが画面の2/3以上表示されると時々発生します。(時々発生するのはこれも焼き付き予防機能の一つかもしれません) とは言ってもごく限られた時にしか起こらない上に通常の使用環境であれば全く問題ないためこれは個人的な問題ですね。 長々と書いてきましたがまとめとしては・・・ ①4kPCモニターとしては文句無く巨大で美しい ②リフレッシュレートはよほどのガチゲーマーでない限り十分 ③万全の画面焼け付き対策機能 ④画質設定は豊富な反面、自分好みのものを見つけるのが大変(プリセットがあれば良かったです) ⑤2.1chスピーカーはオマケ ⑥目の疲れを防ぐ機能(アイケア)は種類が豊富ですがカラーモードによって限定される 番外:真っ暗い部屋で使うと設定によっては画面のゆらぎ(フリッカー)が起こる可能性がある とりあえずこんな感想です。 ちなみに12月24日現在は在庫がありません。 売れている・・・というよりは個体数そのものが少ないためかと思います(;^_^A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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