suke0の珈琲館～気儘に綴るブログ

前に実家の畑で採れた里芋をもらってきたお話をしました。 ⇒ その時の日記はこちら


その里芋がまだあったので、料理をしない私ですが皮むきをやってみました。


素手で触ると手がかゆくなるということはもちろん知っていましたが、

右手だけ手袋をはめ、作業をしてみたところ・・・

た、確かにかゆい

手袋をしてない左手の甲や手首にチクチクとするかゆみがしました


何でも試してみたいという、私の悪い癖からやってみたことですが、ちょっと後悔 (^o^;)ゞ



では、なぜかゆくなるのか？？

かゆくなる原因は、シュウ酸カルシウムの結晶。

サトイモの皮の下２-３ｍｍほどのところにある細胞内に多くのシュウ酸カルシウムの結晶が

含まれていて、その大きな結晶が僅かな外力によって壊れて小さな針状（しんじょう）結晶

へ変わり、外部へと飛び出るのだそうです。

その針状結晶が皮膚に刺さって痒くなるというのが理由だそうです。


へぇ～～～

化学的な刺激ではなく、結晶の小さな針が刺さるという物理的な刺激だったんだ。

意外でした。勉強になりました。



シュウ酸カルシウムと言えば、尿路結石の原因物質の一つで、結石の中でもタチの悪いもの。

一度、結晶として析出すると水に溶けにくいという性質があります。


また、日本の法律では、毒物及び劇物取締法 で 劇物 に指定されています

けっこう危険な物質です　気をつけましょう。　気をつけるのは私か (^^;



以下、Wikipedia より抜粋

わずかな量のシュウ酸カルシウムを摂取しただけでも、口と喉にひどい灼熱感を持って腫れ、

窒息をもたらす。量が多い場合は深刻な消化器障害と呼吸困難を引き起こし、量によっては、

昏睡や死亡に至る。深刻なシュウ酸中毒からでも回復することはあるが、

不可逆的な肝臓と腎臓障害が残る場合がある。

パイナップルを食べた時に口内が荒れる原因として知られる。




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