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シーラカンス は“生きた化石”と呼ばれる魚で、アフリカやインドネシアで その存在が確認されています シーラカンス目に属する生物は多くの化石種によって存在が知られていたのですが、 そのほとんどの種が約6500万年前に絶滅したとされていました。 ところが、今から70年ほど前に南アフリカで、その現生種の存在が確認されたのです。 その現生種と化石種との比較でほとんど違いがないことから、“生きた化石”と呼ばれる ようになったそうです。 その シーラカンス のゲノム、つまり遺伝子の解読が、 東京工業大と東京大、国立遺伝学研究所の共同研究グループにより行われました。 その結果、ゲノムの量が他の魚に比べて約3倍とはるかに多く、哺乳類に近い量であること、 そして、魚類と陸上動物の両方の遺伝子を持っていることが分かったんです 遺伝子配列の比較から、シーラカンス と陸上動物はともに魚類から分かれた ということも推測されるのだそうです。 進化の途中で、陸上に上がったものと海中に残ったものに分かれた。 その分岐点に属する生物であるという可能性があるわけですね。 一方で、一旦陸上に上がり、海中に進出したクジラやイルカのような哺乳類もいるわけですよね。 進化というのは非常に興味深いものです ↑ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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