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カテゴリ:徳島
“いじめ” に関するニュースが数多く聞かれる最近ですが、やはり家庭や学校だけでなく、 地域社会の協力も必要だと感じます。 先月29日にこんなニュースがありました。 徳島県 と コンビニの ローソン が、店舗や敷地内で店員が子供のいじめとみられる行為を 見つけた場合、県警に通報するという協定を結んだというのです。 徳島県 は、都道府県がこうした協定を結ぶのは 全国初 としているそうで、 今後、店が協力する内容の詳細を決めて、早ければ年内にも運用を始めるということです。 これはこれで、一つの良い動きだろうと思います。 ただ、 ローソン だけ、 コンビニエンスストア だけ、では不十分ですし、 法人だけでなく、地域との連携も必要だと思います。 これを書いていて思い出したのですが、私が中学生の時に、こんなことがありました。 私は居合わせなかったのですが、 私と親しかった同級生が本屋にいたとき、学区外から来た他校の中学生に店外に連れ出され、 あろうことか、腹部をナイフで刺されたのです。 たまたま我々の中学校に在籍していた、ある生徒の居場所を聞かれて、 本当に知らなかったから、「知らない」と答えたらいきなり刺されたということでした。 しかも、一人相手に、相手は数人だったと聞きました。 幸い、厚手のジャンパーを着ていたこともあり、軽傷で済みましたが、 これはもう立派な 犯罪 、 殺人未遂 にもなるかもしれない 刑事事件 です。 この件はいわゆる “いじめ” とは違うのかもしれませんが、これを表に出さない学校や、 教育委員会の体質は今も変わっていないんだなと思います。 学校内で起こる “いじめ” すら看過されてしまう昨今、いろいろな手立てを考え、 実行していってほしいと思います。 そして、言いたいことは、 “いじめ” という言葉で一括りにしないでほしいということ。 “いじめ” というと何か軽いニュアンスを与えがちですが、川に突き落としたり、 集団で暴行したり、お金を強奪したり、自殺に追いやったり、これらはもう 犯罪 です。 きちんと 刑事事件 のそれと同じような扱いをしてもいいのではないでしょうか。 少年法に関しては、様々な意見があると思います。 成人と同様の刑罰を与えるかどうかは別にして、きっちり “事件” として扱い、 加害者にその重みを知らしめることが必要なのではないでしょうか? ニュースを見て 「あぁ、また “いじめ” か」 で済んでしまう世の中がちょっと怖いです。 もちろん、学校、子供だけに限った話ではなく、職場をはじめ、いろいろなコミュニティーで 大人社会にも “いじめ” は起こることです。 他人の肉体的、身体的な痛みをきちんと分かる、そして、おもいやりを持った人間が 普通に育つ教育、社会を望みます。 それが普通のことになれば、行政と民間企業が協定を文書で結ぶなんて必要もないですよね。 良いニュースなのですが、どうも違和感を感じるのは私だけでしょうか? 昔から“いじめ”はあったけど、その内容が大きく変わってきているのでしょうか? それとも、表に出てくるようになっただけなのでしょうか? ↑ ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 4, 2012 09:26:40 PM
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