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かねてから話題の iPS細胞 (= 人工多能性幹細胞) それが ついに!? いや、早くも! 実用間近 です 神戸市にある 先端医療センター病院 で今日、 iPS細胞 で 加齢黄斑変性 を治療する、 理化学研究所 (理研) チームの臨床研究の実施が承認されました。 加齢黄斑変性 は失明にも至ることがある目の難病で、今回の治療法ではまず痛んだ部位を 取り除き、治療を受ける患者本人の iPS細胞 から作製した 細胞シート を貼り付けます。 するとこの 細胞シート がその部位の細胞になって 機能を復元する ということになります。 このチームは 理研 の倫理委の承認も得ていて、続く段階は厚生労働省へ審査を申請すること。 3月までに申請される予定で、承認が得られれば 2013年度中に、 iPS細胞 を使った世界初の治療が始まる ことになります。 ついに、人間の治療に応用される時が来た、という思いがある一方で、早いなとも思います。 こうして、次々にいろいろな部位への適応が進んで行くことでしょう。 慎重かつ、速やかに、申請や承認など、早く出来るところは早く進めて、 この技術を全世界での様々な治療に発展させていってもらいたいと思います。 この試みは医療の転換期なのかもしれません。 ↑ ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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