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行ってきました、Dr.コトー!
っていうのが、ボクの幼馴染み(T)は医者をしてて、 瀬戸内に浮かぶ小島の唯一の診療所勤務! 盆は予定らしい予定もなかったし、 島ライフなんて滅多に経験できるもんじゃない。 そんなこんなで1泊2日の生コトーの旅へ! 行き先は山口県柳井市の平郡島という島。 人口500人程度、東西にわずかな集落があるホントにのどかなとこ。 島民のほとんどが漁業と若干の農業で生計をたてており、 平郡タコというタコが捕れ、主に関西地方に出荷してるらしい。 最近は天気が悪く、せっかくの休みも悪天候を覚悟してたんだけど、 ボクが島に向かう日は絵に描いたような快晴! なんてーの、ヒゴロノオコナイってヤツ? 天気も味方につけ、テンションも最高潮にいざ出発! [1日目] 朝8時半の出航、船はおだやかに港を離れる。 普段馴染みのない船旅はサイコーに気持ち良くて、 旅の前途を祝うようにたくさんのカモメもお出迎え。 燦々と降り注ぐ朝日と心地よい海風を頬に受け、 モーニングコーヒーをすする、気持ち大富豪。 約1時間のサンシャインクルーズを終えると島が見えてきた! 第一印象はね、思ったより大きな島だなって感じ。 ホントひょっこりひょうたん島のイメージだったんだけどね。 まず笑ったのが、迎えに来てた(T)が100%ジモティになってた。 医者だなんて誰も信じてくれないような、見事な五郎っぷり(爆 島の外周をぐるりとまわって(T)ん家へ。 その道中から見る景色もサイコーだったよ。 着くなり、(T)の奥さんとの挨拶もそこそこにさっそく釣りへ。 テキパキしかけを作って、近くの防波堤から釣り糸を垂らす。 まー何をやってもデキちゃう子なボクはすぐさま釣っちゃったね、アジ。 ってかホントは誰がやっても釣れるんだけど、これがけっこう楽しい。 ○カ・○ーラのCMばりに、 うりゃって遠投しては巻く→釣れる。 うりゃって遠投しては巻く→釣れる。 結局サバも2匹釣れて、ささやかな夕食ゲット。 昼食を食べにいったん(T)ん家に戻り、一服するやすぐ海水浴へ。 今度は天然のウニ探索。 岩場をザブっと潜り、よーく岩と岩のスキマを見るとマジいる! このウニ捕りが結構ムズくて、狙いを定めてスパっと決めないと、 スキマでウニが踏ん張ってなかなか捕れないんだよね。 波に押しつ戻されつ、ゼイゼイ言いながら数個のウニもゲット。 あとはお決まりのコース。 釣った獲物を肴に楽しい夕食。 途中、(T)の子供たちと花火もした。 そんなこんなであわただしい1日が終了。 [2日目] 今日はもう帰る日だから、出発までゆっくりすることにした。 軽い2日酔いで目が覚めると、信じられない朝食が! ご近所さんにもらった特大のサザエが食卓にゴロゴロ。 1~2個食べただけでもう満腹になるくらいデカいの。 でも新鮮でうまくて4つ食ったけど。 滞在中(T)は休暇中にもかかわらず、 ちょくちょく診療所から呼び出しがかかってた。 お盆の帰省の人がけっこう多くて、はしゃぎすぎてケガした人とか、 夜中に体調を崩した人の家族が(T)の自宅まで訪ねて来てたりしてた。 普段は診療所にずっと詰めてるらしいんだけど、 こんなに慌ただしいことは滅多にないらしい。 当たり前だけど、お呼びがかかると(T)はイヤな顔一つせずに出かけて行った。 ずっと「ホントにオマエ医者か?」なんてみんなでからかってたけど、 ドラマなんかよりずっとリアルでたくましい(T)はカッコよかった。 でも医学書の生々しい写真を解説つきで見せてくれるのはカンベンね。 だって「これが腐った腸」なんてさっき食ったサザエにバリ似じゃん! 順番間違えてたら、マジ殴ってたよ(笑 そしてお別れの時間。 帰りも港まで送ってもらったんだけど、 車中(T)の子供はお別れの予感を感じたらしく、おとなしかった。 ちょっと早めに着いて、港で最後の記念撮影。 しばらくすると、ボ~という汽笛とともに船は港へ。 (T)の子供は、いよいよ勘付き爆発したように鳴き始めた。 「じゃあ」と感謝の気持ちを短く伝えて船に乗り込む。 出航する船のデッキから、港で手を振る(T)一家が見えた。 船でのお別れってなんかむしょうに切なくなるんだ。 (T)と奥さんは、小さくなってもずっとずっと手を振ってくれてた。 ボクの夏休みはこれで終了。 短かったけど、サイコーに楽しくて、きっとずっと思い出になる。 来年もまた行くね、カブトムシ捕り忘れたから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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