青い春の終演
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの解散が発表された。むちゃくちゃショックとか全然無くて、ただ何かがボクの中で終わった。思えばミッシェル好きになって、早6年。福岡に来て初めてできた友だちと、初めて行ったライブがミッシェルだったし、その友だちが結婚した奥さんと初めて会ったのも、ミッシェルのライブだった。ファンになった頃、ボクはとっくに20代中盤で、今さらなんて言われそうだが、社会人として、宙ぶらりんの福岡人として、ミッシェルと青春を過ごした気がする。ボクはミッシェルの歌が、詞が、ルックスが全て好きで、新しいアルバムがリリースされては、飽きることなく何度も聴いた。仕事中、いろんなCDを聴いても、結局いつもリピートするのはミッシェルだった。クルマの中でもエンドレスで聴いていた。ヤンキーみたいにボリュームを上げて、運転と曲と考え事に没頭するのが好きだった。好きなアーティストは他にもいるけど、ここまで好きになったことは、生涯通しても無かったと思う。ファッションを真似たり、バンドを組んだりするなど、かぶれるまでにはならなかったが、もう少し若ければ、それさえアリだったかもしれない。ミッシェルが解散したからと言って、明日からボクの生活が変わる訳じゃない。でもボク自身は、きっと、ちょっと変わる。