|
カテゴリ:カテゴリ未分類
<序章>
闇、闇、闇 見えるのは漆黒の闇。 何もない、何も見えない。 絶望とゆう闇に飲み込まれ、もう私には、何も見えなくなった。 少しでも光があるならばそれにすがりつきたい・・・ その光がたとえ遠くにあっても、 最初は小さな点であっても、 私はそこに向かって走って行きたい。 この絶望とゆう闇から逃れられるのであれば走っていきたい・・・ しかしこの状況ではそれすらも出来なかった・・・ 周りには全てがなかった。 自然、水、食料、家、家族、友達、建物・・・ などなどは存在しておらず。 空気と、地面と、自分だけしか存在していなかった。 もうこの状態で何日も経っていた。 何故か、私は空腹感と、喉渇感には悩まされなかった。 だから何も無い空間を ただ、ただ、 私は理由もなく、目的もなくさまよっていた。 そしてしばらくすると天高く何処までも伸びる一つの塔が見えた。 その塔は何なのか検討もつかなかった、 罠かもしれないが私はそこに行く。 以外の選択肢はこの状況でありはしないのだと思う・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 21時25分35秒
コメント(0) | コメントを書く |