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そして私は本を読む、本棚の本を全部読み終えたら昇る。
そういう作業を私は続けていた。 興味がある一冊を見つけたので、此処に記しておく。 ○○○○年××月□日 物心がついたときから私は殺人衝動を持っていた。 殺人が世間的に悪い事だとしても、私にはこの衝動をどうする事も出来なかった。 以下年号は省略することとする。 ××月○○日 さらに衝動が強くなってきた。 表には出してないが目の前の人物でも殺したくなってきてしまう、本当にどうにかなりそうだ。 相談も出来ない、 孤独にしかなれない、 これまでそんな日々の毎日だった。 そんな衝動を我慢する日々はもう終わりにしよう。 明日から殺人鬼として町にでようと思う。 ○月×日 今日私は5人ぐらいを殺してきた、 殺した時はとても気分が良かった、 それほどまでに殺人に快感を持っていた。 凶器は何処でも手に入るナイフだった。 ○月□日 昨日殺人があった事がニュースに流れ、新聞に載っていた。 今日は、10人殺した。 ○月□□日 日に日に殺人の量が増えてくる事に、私自身恐怖した。 しかしこの手は 殺せ、殺せ、殺せと言ってくる。 だから、もう私自身を殺す事にした。 そして、そう考えた瞬間、その手は勝手にナイフをとり、自分自身の胸にナイフを突き刺した。 ただ、どうしてこんな衝動を抱くことになったのか、 そういう人生に絶望しながらも、後悔は無かった。 そんな意味で絶望を抱きながらも、私は幸せではなかったのだろうか? しかし、私のような人間は二度と現れない事を、願っている。 以上のような内容だった。 私はパタンと本を閉じ、 本を本棚の右下端に戻し、 また一段と階段を昇っていった。 P.S. 久しぶりの日記での小説をUPしました お楽しみ頂きたでしょうかw? まだ先はあるので楽しみに待っていてくれると嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月11日 21時29分45秒
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