コングダム試打レポ
CTザクザク七福神に続いて、5号機コングダムの試打会にも当選したので今回で3回目となる山佐のショウルームに行ってきました。コングダムは山佐台の中でも3本の指に入るくらい好きな台なので今回のリメイクは期待が大きい反面、不安も大きいものでした。好きな人も多いのは知ってますが、キュロゴス2やシーマスター2のように初代の面影0%の台だと、個人的には超絶ガッカリ台になってしまうのでその点を恐れていました。しかし、七福神の出来は素晴らしかったし、テトラ機での復活なのでほぼ大丈夫だろうという思いはありつつも、初代をしっかり引き継いでいるか確かめたいという思いをもって試打にのぞみました。まず打ち始めて驚いたのは、リールの始動時。山佐伝統の右ドラムからの回転ではなく、毎G少し飛び跳ねるように変則的にリールが回転します。最初は違和感がありますが、ジャングルの躍動感がありこれはこれでアリだと思えるようになりました。数十G回した所で赤カメレオンから枠上赤7からこの出目が停止。初代で赤7枠上ビタ停止からはプラムorベルで、小役が外れればボーナスのリーチ目となります。この法則を引き継いでいると考えればリーチ目となりますが、リプレイが入賞していることに気付きました。この時点ではなんとも言えませんでしたが次のゲームで7を狙ってみるとこの目が出ました。どうやら小役ハズレのリーチ目を形成する特殊リプレイで重複成立したと考えて良さそうです。揃えてみるとREGで、その消化後しばらく回しているとまたチャンス演出からボーナス確定となり待望のBIG成立!初代同様の配列を意識しているからこそできる美しいBIG揃い・・・正統後継機とはかくあるべきだと思います。BIG中はちょっとした技術介入があり、MAX300枚獲得となります。予告音が鳴ったときは緑7サンドを狙って、普通にリプレイが揃えば何もなし。緑7サンドが止まれば設定●以上、Vフラッシュが出れば高設定!?という設定判別要素があるようです。BIG終了後は「ナイトモード」という20Gのリプレイタイムに入ります。ここで特殊リプを引ければ、100Gor999Gのリプレイタイムに移行し、メダルを増やしつつ次のボーナスを目指すことができます。ちなみに突入率は25%とのことなので、気合が入るゲームになりそうです。入る時はこんな感じにメインリールとテトラの矛盾が発生!プラムナビのクロコが出て、プラムが非テンパイ。1確・2確目がテトラ矛盾の醍醐味なので、テトラ始動時はどこを押すか迷います。特殊リプは正直何が揃ったのかよくわからないので、ちょっと困惑しますが、999GのRT突入リプは緑7・ベル・緑7からのベルハズレ目が出るとの事なので、ナイトモード中は緑7サンド狙いが楽しそうです。ジャングルタイム中打っているとテトラでベルナビが出たので、左は緑7サンドを狙い挟んでみると・・・気持ちいいくらいしっかりハズレてくれましたwハズれる小役ナビのなんと嬉しい事か、このコングダムは徹底的にそこに注力して作られているのが短時間の試打で知る事ができました。心配していた初代の継承についてですが、これも全く問題ありませんでした。スパイスとなるスーパーウェイト音の存在も確認。期待度は★★★☆☆ということで、ここらへんの匙加減も初代をしっかり踏襲していました。(今作はハズレを含む全役対応)細かい所では、チェリーナビであったトムがリストラされていたのが気になったので質問してみると、「トムとジェ●ーに引っ掛けて名づけていたので、昨今のコンプライアンス的に変更した」ということでした。(ちなみにトムは成長して中パネル上のサルになっているとの事)パネルデザインも当時されていた方と同じ方にお願いしているとの事で何から何までこだわって5号機コングダムを作っているとわかり納得してショウルームを後にする事が出来ました。さて、ここからは蛇足というか、初代コングダムと5号機コングダムのナビ矛盾の違いについてちょっと書いて見ます。うまく書ける自信がないので、飛ばしてもらって結構です。まず下の画像を見てください。状況はメインで左リールにプリベが停止して、テトラにリプレイナビが出ています。当時打ってた人からすれば常識だとは思いますが、初代コングダムでプリベからの中段リプレイ揃いはリーチ目となるので、これはハズれたりプラムなど他の小役が揃っても矛盾でリーチ目、揃ってもリーチ目なので、1確目となります。もちろん、5号機コングダムもこれは1確となるのですが、初代とちょっと異なってきます。そもそも出目とテトラの矛盾は2種類に分けられます。それはボーナス成立時と成立後です。初代コングダムでは成立時の出せるのはテトラで小役示唆が出て、それが外れるものになります。成立後は上記のものにプラム揃い+テトラでベルナビみたいな成立役とナビの矛盾が加わります。しかしこれは成立後の目となりフラグ察知がはやい人は見る事があまり無い目となります。しかし、5号機は小役とボーナスの同時成立があります。そのため4号機には出来なかった、成立時にリプレイ+ベルナビチェリー+プラムナビみたいな矛盾演出を出すことができるようになりました。そこで先の1確目に話を戻すと、5号機コングダムでは成立ゲームなのに、ここから小役ハズレ目(特殊リプ)・リプ揃い・重複小役揃いと全ての可能性があるのです。これは初代を凌ぐテトラによるゲーム性をもつことができるように進化したと言えるでしょう。新台でここまでワクワクしたり、色々考えたのは久しぶりです。早くホールで打てる事を願いつつ・・・