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曲がり角。
この言葉は先日で放送が終了してしまった「赤毛のアン」の中で、奨学金を受けて大学に行こうとしていたアンが、兄(マシュウ)の死、そして視力の落ちてしまったマリラのために自分の進路を変え、職に就くことを決めたときに出てきた言葉です。 「奨学金を受けたときは、人生は一本のまっすぐな道に思えたけれど、(奨学金を辞退して職に就く)今は曲がり角にいるんだわ。そして曲がった先は一番いい道だと思ってるの」・・・というような台詞が印象的でした。 私にとっては今年1年が曲がり角だったかもしれません。 昨年まで、行きたいところややりたいことをできずにいて、それを「子供がいるから」と言ったり思ったりしていましたが、そう思いながら 「それは言い訳なのでは。本当はただ面倒くさいだけなのでは」 と不安に思っている自分がいました。 今年は自分なりに動いてみて、その収穫は自分の想像以上。 非常に実りの多い年でした。 そして、少しずつ先が見えている気がします。 曲がり角を曲がるのは勇気が要りますが、でも変化するためには必要なんですよね。 父の話です。 先日、「仕事が嫌だなんて思うのは久しぶりだ」なんてぼやいていました。 母に訳を聞きました。 父は以前会社の代表取締役をしていたのですが、業績悪化とともに他から資本が入りごたごたがあってその会社を辞めたのです。 が、今、大きな1つの仕事を父の今いる会社と以前の会社2社で分けて作業しており、以前の会社はクライアントからOKがでたのに父の会社はやり直しになってしまったらしい、とのことでした。 微妙に色彩が違うようで。 で、つい最近。 父が上機嫌で帰ってきました。 またまた母に聞きました。すると・・・ どうやら父は、以前の会社に協力を求めにいったそうなんです。 会社は移転して自分がいたころとは違っていたようですが、自分が社長をやっていたころ育てた人たちが多数残っていて立派になっていたらしく。 仕事もうまくいったようで、年明けに飲みましょうと言う話になったらしい。よかったよかった。 私が上から目線で言うのもなんですが、父にとっても「以前の会社に行く」というのは覚悟のいることだったと思います。 うまくいえませんが、曲がり角って新しい世界に飛び込むためのチャンスかもしれないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.30 02:43:14
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